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息子に手作りキッチンを。非難の言葉も一蹴するパパの親心が素晴らしい

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2歳の誕生日を迎えたオーエン君。父親のアンドリュー・フックさんは、息子のためにと手作りのミニキッチンをプレゼントしました。

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なんと、こちらの中古のキャビネット(20ドル)から、
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こんなに素敵なキッチン作り上げたのです!!
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水回りやオーブンなど、細部にまでこだわったデザイン。特に本格的なつくりのコンロは、スイッチを入れると、ELワイヤーと呼ばれるビニール製のワイヤーが赤く光る仕様になっています。
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普段からキッチンでのお手伝いやおままごとに興味があるというオーエン君は、もちろん大喜び!! さっそく夢中で遊んでいるようです。
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愛情がたっぷり詰まった、世界にたったひとつだけのプレゼントになりました。

 
その後、完成したキッチンの写真を海外掲示板サイトRedditに投稿したアンドリューさん。

するとたちまち、「最高に素敵なパパね!」「私も子どもに作ってあげたい!」といった称賛のコメントが数多く寄せられました。

しかしなかには、男の子であるオーエン君にキッチンを作ったということで、性的差別ともとれる非難のコメントが…。

●ままごとは女の子の遊びだろ(笑)
●あなたの子どもは娘なのかい?
●お前みたいなのがいるからゲイが増えるんだ!

 
このような心無いコメントに対し、少なからず心を痛めたアンドリューさんでしたが、息子の純粋な興味への批判に、疑問と苛立ちが湧いてきました。

そして冷静に、こんなメッセージを返したのです。

「息子にミニキッチンを作ってあげよう」という私たち夫婦の決断についての非難のコメントにうんざりしてしまいました。

近所の科学センターや博物館に連れて行くと、息子はいつもキッチンの遊具で遊びたがるんです。家では私たちが料理するところを見たがるし、一緒に料理するのも大好き。だからミニキッチンをプレゼントしたら喜ぶだろうと思ったんです。

 
男の子だから〇〇、女の子だから●●というのは大人が勝手に決め付けたことで、それを押し付けても、子どもたちの自由な発想を奪うだけです。

息子はまだ2歳ですし、出会うものすべてが刺激的なんです。だから、もし息子が「バービー人形が欲しい」と言ったなら、私たちはそれをプレゼントするつもりですよ。なぜなら、子ども自身が欲しがるものこそ、子どもが本当に喜ぶものだから。

欲しいものや好きな遊びを選ぶのは子ども自身であって、親が決めることではありません。

 
アンドリューさんの親心が溢れた投稿に、批判をしていた人たちはハッとさせられたことでしょう。これまでの非難コメントは次々と削除され、たくさんの人たちからの応援メッセージが届きました。

子どもたちが持つ「男女はこうあるべき」という考えは、周りにいる大人たちの価値観や期待から大きな影響を受けるといわれています。

性別に関係なく、本人の意思を尊重するアンドリューさん流の育児。のびのびとした環境のもとで育つオーエンくんも、きっと父親のアンドリューさんのように、素敵な人間に育ってくれることでしょう。

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