「本日、某対談をしながら」
そんな書き出しから、声優の緒方恵美@30周年補完計画、始動。 (@Megumi_Ogata)さんは以下のようなツイートを投稿しました。
本日、某対談をしながら。
声優のTV出演依頼が激増した2000年前後、TVに出るのが辛かった(今は大丈夫!)。それは今と違って…と話すうちに気づいた。当時の我々の扱われ方は酷かった。
でもそれより嫌だったのは、ファンのみんなを下に見る目線だった。
なめんなこのやろう、と拳握ってた。いつも。— 緒方恵美@30周年補完計画、始動。 (@Megumi_Ogata) October 31, 2022
オタクに囲まれててどうですかとか、オタクって云々…そんな話を目の前で展開されるたびに、テーブル下でシンジみたいに拳を握ったり開いたりしてた。
アニメファンは優しい人が多いのに。
あなたたちよりずっと。そう思いながら、どうしたら繋げるのか、理解りあえるか…そればかり考えていた。
— 緒方恵美@30周年補完計画、始動。 (@Megumi_Ogata) October 31, 2022
月日がたち、再びTV出演依頼が激増した昨今。様相はだいぶ変わった。
それは番組制作スタッフさんや出演タレントのみなさんの中に、アニメが好き、好きだったという人が増えたから。ありがたいと思うと同時に、市民権を得たのだなあと、しみじみ。。
好き、が、世界を回す。
これは確かなのだ。— 緒方恵美@30周年補完計画、始動。 (@Megumi_Ogata) October 31, 2022
好き、が、世界を回す…!
時代は変わった
長年アニメ業界を牽引してきた緒方さんの言葉には重みがあります。
近年はだいぶ減りましたが(未だあります)、声優さんを【イロモノ扱い】にするTV番組が不快で一切観ませんでした
役者・表現者としては同じであるのに……変化が見られるのはファンとして嬉しい限りです!
— 弟子その2 (@mrodd765) November 1, 2022
つまらない偏見で、世間から”好き”を否定されるのは非常に辛いことです。
声優を始め、多くの方の尽力により今日のアニメ文化があるのだと思うと、熱いものが込み上げてきますね。
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みんなの反応
●こんな風に緒方さんが思われてたなんて……何だか泣けてくる
●わかります、十把一絡げで汚い悪いものみたいに扱われ、一般社会に上手に紛れ込まないと生き辛かった
●ほんっっとこれ。オタクマジで肩身狭かった。オタクが市民権を得た今、大好きなものを大好きだーって言えるのがとても嬉しい
●文字通り時代が追いついてきてくれてるんですな、テレビ越しに見るだけでもむかつくのによくその場で無神経に言われ続けて耐えられたと思います、尊敬
グッとくるお話に、他のユーザーからも大きな反響が寄せられていました。