男女の「性差」を巡って…
アルファ実験教室 (@alpha_jikken) さんは、こんなツイートを投稿しました。
実験で協力作業をさせていると、男の子と女の子の「性差」というのがはっきり現れて面白い。
例えば、試験管に水を4mLと沸騰石3~4粒を入れて、試験管ばさみでもって、アルコールランプで加熱する、とう指示を出した場合。男女別でグループを作った3年生に「役割分担して」と言ってやらせると・・・
— アルファ実験教室 (@alpha_jikken) December 1, 2020
男の子は基本、早い者勝ち・声の大きい者勝ちで決めることが多い。火が好きな子は燃焼系器具を素早く確保し、要点を心得ている子は試験管ばさみを持ってちゃっかり待機する。もう一人の子が水や沸騰石をいれ、なんとなく実験が開始される。出遅れた子に出番はない。(次の実験での優先権を指示する)
— アルファ実験教室 (@alpha_jikken) December 1, 2020
一方、女の子グループでは奪い合いはおこらない。まず話し合いによって全員に役割が細かく割りふられる。極めて平等主義で「4人で沸騰石1粒ずつと水1mLずつ入れて、試験管ばさみは交代で持とう」と、非効率きわまりない決定になることも多い。女の子の世界では、独占・抜け駆けは厳禁なのである。
— アルファ実験教室 (@alpha_jikken) December 1, 2020
子供達を見ていると、男と女は全く異なるルールで生きているのだなと、つくづく感じさせられる。
ちなみに混合班にすると、男が器具を奪いとり、女の子は白けてしまうことが多い。だから可能な限り、男のみグループ・女のみグループに分けている。
私立中高が男子校・女子校が多いのも頷けるのだ。
— アルファ実験教室 (@alpha_jikken) December 1, 2020
『男と女は全く異なるルールで生きている』…!Σ(゚Д゚;)
時代の論調と照らして
これは非常に興味深いお話です。
高校生のとき番号順による班分けのため調理実習で女子は私のみ男子の班になったことあるけど、本当このツイート通りだったwww
目立ちたがり男子たちがどんどんこれやるこれやるって仕事とってって、私は皿洗いしか残らなかったの思い出したwww— あおな (@yhan0906) December 2, 2020
先天的なものなのか、後天的なものなのか、はたまたそれでもなお「個人差」と呼ぶべきものなのか…。
世の中が求める「真の男女平等」を目指すためには、定義することが難しい今回のようなシチュエーションにも、しっかり目を向けていく必要がありそうですね。
関連:性差別が問題視される医療職。でもよく調べたら…『男とか女以前に』
みんなの反応
●こちらは実験は男子がやって、計算と記録や分析、統計処理なんかは女子がやる感じで自然に別れてますね…
●何でも多様性、平等などと叫ばれていますが、人としての根底にある性差、体力差を無視しては社会は成り立たないですね
●色々思うところはあるけど、わかり味な所もあって面白い
●これがこの国限定の現象なのか、国を問わず地域を問わずなのかでも変わってくるかな?つまり、元々の性質なのか、その年までに環境で得られた特質なのか、その辺も掘り下げてみたいなぁ
ハッとするエピソードに、他のユーザーからも大きな反響が寄せられていました。