たびたび耳にする『若いうちの苦労は買ってでもせよ』との言い回しを巡って…
放射線治療医のふかんじゅ(不観樹 露生)@岡山 (@fukanju)さんは、こんな呟きを投稿しました。
「若いうちの苦労は買ってでもせよ」というのは、「若いうちの習得効果は高いので、上がりやすいうちに集中的にレベル上げをせよ」という意味であって、学習効果のない・すぐプラトーに達する単純労働で若い時間をすり減らせという意味ではないのよね。
— ふかんじゅ(不観樹 露生)@岡山 (@fukanju) September 28, 2020
100回ぐらいやった後はレベルが上がりようがない分量だけは多いルーチン化した作業を「若いうちの苦労」として若者に押し付けると、若者が上級の判断業務の経験を得る時間を失わせるだけになるのよね。
若者に言う側が、まず間違わないようにしないと。— ふかんじゅ(不観樹 露生)@岡山 (@fukanju) September 28, 2020
なるほど…!
成長の糧
アドバイスを実行する際は、苦労の質を考慮する必要がある、ということですね。
20代に居た会社がブラックや派遣やらで最悪だったので、今の若干ブラック気味な会社に居てもそれなりに我慢出来るので、そう言う意味かと思ってました。
37歳
— TADAKATSU (@Tadakatu03) September 29, 2020
確かにその通りですよね!
買うくらいの苦労かどうかはちゃんと自分で決めさせてもらいたいものです😂
勝手に相手からそれ言われたらカチンときてしまいます。。— すこぶるちゃん (@C_pontaminmin) September 29, 2020
もう一つの問題は、その台詞は苦労をおっかぶせる時にばかり使われるという事
— 脇村 (@wakimurasouiti) September 29, 2020
「無益な指導を行わない姿勢」はもちろんのこと…
「無益な指導を見かけたら正す姿勢」も、大人として大切に持ち続けたいものです。
関連:『苦労の経験』には、どんな価値がある? とある日系大手社員の答えは…
みんなの反応
●いわゆる苦労と努力の違いですね。いらない苦労はいらない。必要な努力が必要。若い頃の努力はした方がいいですが苦労はしない方がいいですね
●先日、転職してきた人は誰もが知ってる超大手の出身者だけど、どうして転職したのか聞いたら『前の会社は超大手で10年かけて育てるって言うんだけど、色んな部署を2,3年で回されて社外で戦えるスキルも無く30歳になって急に怖くなった』と言っていました。10年たらい回しされたら、つぶしがきかない…
●これはその苦労を後々振り返って本人がしみじみと言う言葉であって、他人が苦労の渦中にいる人にかける言葉じゃあないんだよ
●要は、自らの意思で買う苦労と押し売りされて渋々買う苦労は違うということだ
ハッとするツイートに、他のユーザーからも大きな反響が寄せられていました。