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胸が熱くなる!『修学旅行には行きません!』生徒たちの決断に賞賛が集まる

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学校生活を締めくくる一大イベントとも言える修学旅行。普段は体験できない泊りがけの行事は、いくつになっても忘れられない思い出をつくってくれます。

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ところが、修学旅行まであと1週間、ニューヨーク州への旅を指折り楽しみにしていた生徒たちが、突然修学旅行の中止を宣言しました。いったい何があったのでしょうか?

 
■生徒たちが修学旅行に行かない理由とは…?
舞台は、アメリカ、ニューハンプシャー州ベスレヘムにあるプロフィール高校。

コートニー・ヴァーショウさんは、生徒たちからの人望も厚い、プロフィール高校の校長先生です。ところが、非常に珍しいといわれる、滑膜肉腫(かつまくにくしゅ)という病気にかかってしまいました。

滑膜肉腫は、悪性のがんの一種です。治療のため、今までのように学校勤務ができなくなるため、コートニー先生は、仕方なく、生徒たちに自分の病気のことを告白しました。

 
その悲しい告白から、わずか1週間。生徒たちは、満場一致で、重大な決断を下します。

「私たち修学旅行には行きません。先生、その旅費を治療費にしてガンと闘ってください!」

修学旅行のため、6年間コツコツと貯めつづけたお金は8000ドル、日本円で言うとおよそ100万円にも達していました。

 
■驚く校長先生に、生徒たちからの感動のメッセージ!
元々、公私混同をしたくないため、生徒たちに病気のことを言うのさえ、躊躇していたコートニー先生。

このサプライズに対しても、「皆さんの助けを受け入れてもいいのでしょうか。」と驚きながら、「もう、言葉になりません…。」と感涙が止まりません。

 
そんなコートニー先生に、生徒たちは尊敬と信頼、そして愛情あふれる言葉を贈ります。

「私たち生徒1人1人の心は、校長先生とつながっています。先生は、私たちに本当にたくさんのものを与えてくれました。だから、今度は私たちが、何かお返しをしたかっただけなんです。」

「校長先生は、とっても面倒見が良く、本当に無欲な人です。だから、私たちも、ただ同じようにしたかった。」

 
さらに、生徒たちの行動は卒業生をも動かしました。このニュースを見た卒業生の1人がクラウドファンディングサイトにて寄付を募り、コートニー先生にお世話になった他の卒業生たちにも呼びかけたのです。

そのサイトでは、1週間で100万円を超える金額が集まりました。

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■素晴らしい先生と生徒たちの絆に感動!
コートニー先生は、常々、生徒たちに、「自分自身より大きな何かをすること」の大切さを口にし、他人への思いやりを教えてきました。

その言葉は、間違いなく生徒たちの心に届いていたのです。

ともすれば、自分勝手になりがちな現代社会。そんな中、他人の逆境に寄り添える心と実行力を持ったプロフィール高校の生徒たちには、本当に感動させられます。

これも、日頃から、率先して人のために尽くしているコートニー先生の教育の賜物です。素晴らしい先生と素敵な生徒たちの強い絆は、きっと病気をも打ち破ってくれることでしょう。

そして何より、生徒全員で出したこの決断は、どんな豪華な修学旅行よりも、彼らを成長させてくれたことでしょう。

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