東京エンタメ(東京新聞放送芸能部)(@hougei1)の公式アカウントが発信した、衝撃的なニュースに注目が集まっています。
三味線の最大手メーカー「東京和楽器」が8月に廃業することになり、邦楽界に激震が走っています。複合的な要因に加え、コロナ禍も追い打ちを掛けました。
邦楽ジャーナルの田中隆文編集長は「ものすごく大きな事件。1社の廃業でなく、日本文化の危機」と強調します。https://t.co/KIZKMHdmxy— 東京エンタメ(東京新聞放送芸能部) (@hougei1) June 28, 2020
誕生のルーツをたどれば、1885年にまでさかのぼる老舗。
コロナの影響の大きさを、あらためて思い知る出来事です。
目を逸らしてはいけない問題
長く続いてきたものほど、歴史がひとたび途切れれば、取り戻すのは困難になります。
州をあわせたドイツの文化補助予算は日本と二桁違うし、米国は官費は使わないかわりに財界援助が手厚い。確かにドイツオペラも英語ミュージカルも自国文化同然に享受できる国民性は日本人の美質だと思うけど、それでもやっぱり日本文化自体は、は二桁下の貧しい環境のもとで衰亡しつつあるんだよ。
— nakas17 (@nakas171) June 28, 2020
受け継がれてきた芸術の命を紡ぐため…
適切な解決策が見つかることを、心から祈ってやみません。
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みんなの反応
●私の父も三絃商の職人であったが、私が小さい頃は作っても作っても仕事が終わらないほどだったと聞いたことがある。さびしいのう
●じわりじわり音楽界もこういう廃業が出てきている。リアル三味線のプラグイン持ってるけどさ。弾き手の魂が宿っている音とは全然違うわけよ。文化的損失は予想以上にデカい
●東京和楽器様の三味線を使わせていただいております。大学を卒業したらもう一式購入する予定でした。なんとか続けていただくお手伝いをする方法はないのでしょうか
深く考えさせられる一幕に、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました。