可能な限りの自粛が求められる中、営業中の店舗などに対する嫌がらせが起こっている現状で…
小森屋(@komoriya81)さんは先日、Twitter上にこんな呟きを投稿しました。
コロナ禍で自粛警察になりつつある皆さま。「失われた人の命は戻ってこないが、金や経済はどうにでもなる。根絶までは自粛優先だ」と思われているかもしれませんが、氷河期世代から言わせてもらえば、
「失われた経済も、回復までの時間も、それで変えられた人生も、戻ってはきませんでしたよ」— 小森屋 (@komoriya81) 2020年4月26日
非常に重みのある言葉です。
乗り越えるために一番必要なものは
小森屋さんはさらにこう続けます。
事態にどう始末つけるかは知りませんが、5月か6月か、自粛が終わるころには人生が変わってしまう人々に希望を与えて下され。特に働き盛りの自営の人々は、このご時世に自力で挑戦する気概の持ち主です。腐らせるには惜しい人材なのです。彼らを氷河期世代のようにはしないでくだされ
— 小森屋 (@komoriya81) 2020年4月26日
気概ある彼らは放っておいても立ち上がるだろうけど、支援がなければ時間はかかる。5年後や10年後の自力救済では意味がない。氷河期世代の多くも欲しかったのは中年に差し掛かるころに与えられる好景気や自力救済ではなくて、自分にも家族にも活力と可能性があったころの支援だった。
— 小森屋 (@komoriya81) 2020年4月26日
「自己責任」と「同調圧力」に挟まれて、息も絶え絶えになっている人々が存在する。
同じ悲劇を繰り返さないためにも…今まさに、早急な対応が望まれています。
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みんなの反応
●リーマンショックのただ中に就活をしたものから言わせると、自分の納得のいく会社に改めて就職(転職)できるには10年かかりました。10年の期間をどう捉えるかは人それぞれですが、私には必要で、価値のある10年でした。でも、私のように運良くことが進まなかった方が圧倒的に多いのでしょう
●それでも生きてればとも思いますが、自粛警察とは言い得て妙。何にしても程度の問題というか、自粛自体は正しくても個々の事情があるのも自粛警察(監視員)の方々にはわかって欲しいです
●人生は一度きりというのはコロナで失われる場合も、経済や教育の機会を奪われる機会もどっちも当てはまるから難しいですよね。ある程度は既に年齢を経ている社会人や高大学生よりも、小中学生が心配。子どもたちの1/10や1/15と、大人の1/20や1/30、同じ一年でも価値が違うんよな。リカバリは困難
深く考えさせられるお話に、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました。