ある日、アメリカ・ニューヨークの保護団体Little Wanderersに、配管業者から緊急の依頼が寄せられました。
新型コロナウイルスの影響で閉めるのお店の地下に、3匹の子猫が暮らしている。
オーナーが鍵をかけてしまう前に、助け出して欲しい。
現場に急行したスタッフに救出され、子猫たちは預かりボランティアの元へ。
3匹とも目の感染症を患い、治療が必要な状態だったため、すぐに24時間体制のケアが始まります。
希望の光
本当にギリギリのところで保護されました。
もしもあの時保護しなければ、お店に閉じ込められた子猫たちは生き延びることはできなかったでしょう。
それぞれにデライラ、ペチュニア、ソニーと名付けられた兄弟は、やがて順調に元気を取り戻し…
1週間後には哺乳瓶を卒業し、自分でご飯を食べれるようになりました。
その後、別の預かりボランティア・ナターシャさんの元へ引き取られた彼らは、さらなる成長を遂げていきます。
なかでも一番勇敢なソニーは妹たちを引き連れて、家中いたずらをして回るのだとか。
こんな時だからこそ、彼らが救われて本当によかった。
私はニューヨークの在宅医療機関で働いているので、今どれほどの呼び出しに対応しなければならないか…想像できるでしょう。
子猫たちはそんな忙しい日々を癒してくれるんです。
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すくすく育って…
保護された時には他の兄弟の半分ほどの大きさしかなかったデライラも、今では兄姉たちに追いつく程になりました。
彼女はいつも一番初めに食べ始め、一番初めに食べ終わるんです。
優しい人々によって繋がれた小さな命。
これからも仲良く、元気に育ってくれることを心から願っています。
(参照:LoveMeow)