サクラ (@toodukamamiya)さんが投稿した、とある医師とお母さんとの「糖尿病治療」を巡るエピソードに注目が集まっています。
うちの母親、糖尿が酷くて歩けないとこまでいった。総合病院の医者も酷くむくみ、紫に変色した両足を見て「切るしかないです」との判断。その後内科検診待ちで廊下にいた時通りがかった医者が母親の足を見てしゃがみこみ「内科が終わったら僕の診察室で足見せてね」と笑顔で言って去っていった。
— サクラ (@toodukamamiya) 2020年2月20日
言われた診察室に行くとさっきの先生がいて、母の足を撫でていくつかの質問、そして「切らなくていい。入院して薬で治そう。簡単とは言わないけどお母さんの足の指は生きてる。頑張ろうね」と。即入院した母は1ヶ月後にクスリの一つが効いて、元の細い足に戻り、リハを続けて杖で歩けるまでになった。
— サクラ (@toodukamamiya) 2020年2月20日
後日、その先生は病院の医師ではなく、短期で手伝いに来ていたある大学の心臓と血管の専門の教授と聞いた。通りすがりに患者に声をかけ、診断して治すだけでなく、患者の不安を取り除きながら患者の努力を促す。膨大な知識をふりかざして不安を煽る動画医者とは違う本物の医者だと私は思う。
— サクラ (@toodukamamiya) 2020年2月20日
素晴らしい!!
お母さんにとっては、まさに救世主でした…!
『医は仁術』
そして、サクラさんは次のように続けています。
反応の大きさにびっくり。ありがとうございます。
母はその病院前にも3つの病院で診察を受け、どこも両足切断はほぼ同じ診断。さらに切断後の余命は数ヶ月と言われました。しかしその先生に巡り合って10年以上生き、孫の成人を見て彼岸に旅立てました。— サクラ (@toodukamamiya) 2020年2月22日
母は「切らなくていいから一緒に頑張ろうてあの先生が言われた。1人じゃなく一緒にと言われたから頑張れる」と言っていました。実際、努力が大嫌いな母がその先生や病院のスタッフに励まされ、リハビリを続けて普通の生活に戻りましたね。医は仁術、まさにその通りと思います。
— サクラ (@toodukamamiya) 2020年2月22日
診ている間のみならず、「後の生活」にまで想いを馳せて治療する。
決して簡単なことではないがゆえ…そんな先生と巡り会えるのは、本当に幸せなことに違いありません。
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みんなの反応
●「一緒に頑張りましょう」そう言われた時、私も涙が出るほど嬉しくて心強かった。私のは大した病気ではなかったけれど、痛みで夜も眠れず、歩けない日が続いたので…心のケアって本当に大切
●うちの夫も子供の頃に事故に合い、搬送先の病院では「足を切断します」って言われたけど、たまたま応援で来てた他院の先生が「いや、まだ繋げる」と頑張ってくれて、今も夫は二本の足があります。もちろん歩けるし、走れます。偶然の出会いに感謝ですね。全てのお医者さんがこうならいいのに
●うちの父も去年、「脛椎を手術しないとこの先知らないから」と脅すように手術を進められたが、セカンドオピニオンにより理学療法&リハビリで快復中。医師との出会いで人生が変わります
胸が熱くなるお話に、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました!