リクナビNEXT元編集長の黒田真行@採用100年史から読む 人材業界の未来シナリオ(@damadama777)さんは、『求人広告のキャッチコピー』を巡って、こんなエピソードを投稿しました。
本当にあった、
蕎麦屋の「そば打ち職人」の
求人広告のキャッチコピー。掲載1回目
「創業120年、愛され続ける老舗です」応募0名
掲載2回目
「遠方からのお客様も多い人気のお店です」応募0名
掲載3回目
「一日中誰とも話さなくていい仕事」応募50名→いい人が採用できました!本当にありがとう!
— 黒田真行@採用100年史から読む 人材業界の未来シナリオ (@damadama777) 2020年2月14日
「まじめでコツコツ仕事できる人が欲しい」というクライアントの要望に合わせ、ついつい欲張りがちな「愛想がいい」とか「コミュ力がある」とか「接客できる」など、業務には余分な要素を排除した時に、内向的で口下手だがまじめな人たちが、この求人に救われたように集まったそうです。
— 黒田真行@採用100年史から読む 人材業界の未来シナリオ (@damadama777) 2020年2月14日
なるほど…!Σ(゚д゚;)
『誰もが認める実績』を推すことが、必ずしも顧客を満足させる結果を生むとは限らない、というわけですね。
キャッチコピーの素晴らしさだけでない
なお、このお話には続きがあり…
ちなみにこの広告、クリエイターの力量に目が行きがちですが、お蕎麦屋さんの大将にプレゼンした営業マンや、この提案を受け入れたクライアントの度量という「三位一体」がなければ実現しなかったものです。
現実には、この”惑星直列”の再現が本当にむつかしいですね。— 黒田真行@採用100年史から読む 人材業界の未来シナリオ (@damadama777) 2020年2月14日
「どうしたらより良い1to1マッチングができるのか、業界にはまだまだ解決すべき課題がある」と仰る黒田さん。
適材適所を叶えるための取り組みは、今後も進化を続けていくに違いありません。
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みんなの反応
●求人のコピーを考える事があるけど、この効果はすごい…大体、「人気の」とか「安定の」とか陳腐な文句しか浮かばないので、参考になる
●素晴らしきキャッチコピー。1回目、2回目は求職者が知りたい内容と乖離があって、3回目は求職者が知りたい情報かつやりたい仕事だったことが伝わったという視点
●本当に伝え方一つで効果は全く違う
大変興味深いお話に、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました。