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【子猫】『最後の日々を子猫と過ごしたい』 末期ガンの少女の願いには、家族も知らない「ある理由」が隠されていた

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米ジョージア州の保護団体「Angels Among Us Pet Rescue」のもとで暮らしていた、子猫のエリザ。

体調を崩し痩せ細っていましたが、順調に元気を取り戻し、やがて新しい家族を迎える準備が整いました。

 
ちょうどそのころ、スタッフの元に1件の連絡が入ります。

末期ガンを患うカイリーちゃんと言う女の子が、最後の望みとして猫を欲しがっていると言うんです。

家族は子猫を飼う予定はなく、最後の数日を一緒に過ごせるように貸し出すつもりでいました。

 
エリザはそんな重要な任務を背負い、カイリーちゃんの元へと向かいます。

寄り添って…

愛くるしい子猫を見たカイリーちゃんの顔は、すぐに明るく輝きました。

 
エリザも彼女の腕の中で丸まって、その後2日半ほとんど側を離れなかったのだとか。

 

エリザは娘を愛することに、全てを捧げていました。

それは、本当に美しい光景だったんです。

 
カイリーちゃんは息をひきとる前、家族にこんなお願いを遺したと言います。

エリザを引き取り、新しい家族として迎え入れて欲しい。

 
彼女が望んだ、「子猫と過ごす最後の日々」。

それは…彼女自身のためだけの願いではなかったのです。

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最後の贈り物

カイリーちゃんが亡くなった後、残ったエリザは何をするべきかを知っていました。

母親が泣いているのを聞きつけると…

彼女の腕の中で丸まり、慰めるように耳元で喉を鳴らし始めます。

娘は私に「エリザをよろしく」と頼んだけれど…

あの子は、エリザにも「ママをよろしく」と頼んだみたい。

動物を天使のようだと語る人がいるけれど、エリザに出会ってようやく意味がわかりました。

 
避けられなかった辛い別れ。

それでも、カイリーちゃんが繋いだ小さな子猫との出会いが…

これからもずっと、残された家族の心の支えになり続けることでしょう。

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