道路をさまよっていた独りぼっちの子猫。
その存在に気づいた親切な女性が、保護しようと近づきますが…
隣の家の犬がやってきてしまい、怯えて身を隠してしまいます。
そこでインターネットを通じて、動物レスキューのコミュニティに救助を要請してみると…
動物レスキュースタッフのカリーナさんが、捕獲器を持って駆けつけてくれました。
思わぬ助っ人
数時間待ってみたものの、子猫が出てくる様子はありません。
「今日は諦めて、別の日に再チャレンジするしかないか…」
そう思った矢先、思わぬ事態が発生します。
突然、アライグマが現れたんです。
追いかけられた子猫は隠れ場所から飛び出し、全速力で道路のほうへ逃げました。
そこで往来の激しい道路に行かせないよう、藪に追いやったんです。
その後、藪の近くに捕獲器を設置して、無事保護に成功!
偶然出てきたアライグマに、感謝しかありませんね!
さっそく子猫を施設に連れ帰り、子猫のケアを始めたカリーナさん。
警戒心が強く近づくと威嚇してきますが、付きっきりでお世話をしたところ…
徐々に心を開き、のどをゴロゴロ鳴らしながら、お腹を撫でてほしいと訴えるまでになったといいます。
やがて引き取り先の里親も決まり、彼はバターと名づけられました。
ときどきソファの後ろに隠れたりはしますが、もう威嚇することはありません。
里親ママに可愛がられて、人間を信頼することを学んだのでしょう。
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幸せになる準備
もうすぐ、バターの「生涯のお家」探しがはじまります。
ひもじい思いも、寂しい思いも、もはや過去のこと。
これから先は、快適なお家で優しい家族に囲まれて、幸せに暮らしていくことでしょう。
(参照:LoveMeow)