アメリカ・ニューヨーク州の動物病院で働く動物看護師のジルさんは、ある日1本の電話を受けました。
聞けば…7匹のうち4匹はすでに命を落としており、残りの3匹もかなり危険な状態とのこと。
生き残った子猫たちはまだ生後2週間ほどでした。
献身的なケア
運び込まれた彼らは、文字通りの満身創痍だったといいます。
みんなびしょ濡れで震えていました。
ジルさんは自宅での預かりボランティアを引き受け、夜通しでケアを続けました。
一晩中ミルクを与え続け、胸元で子猫たちを温めながら過ごします。
しかし必死の看病にも関わらず、2匹の子猫は感染症の悪化から集中治療室に入れられることになり…
5日後、そのうち1匹は命を落としてしまいました。
残った子猫たちはそれぞれサント、ドナテッロと名付けられます。
その後もジルさんは、昼になると自身の務める動物病院に連れて行き…
夜は寝不足になりながらも授乳スケジュールをしっかりとこなしました。
だけど彼らが頼れるのは僕しかいないから。
本当に愛しているんだ。
そうした適切で献身的な処置のおかげで…
2匹は健康で力強い猫へと成長していきます。
考えるだけでも辛いよ。
サントは僕のヒゲで遊んでいる間、眠りに落ちるまでずっと見つめてくれるんだ。
ドナテッラはお腹を撫でてほしくて、抱き上げるまで大声で鳴いているよ。
走り回って遊ぶ姿を見るのが何よりの喜びと語るジルさん。
今までの苦労も、これですべて報われました。
関連:どこからか聞こえてきた猫の声。必死に探した結果、見つかった場所は…!
新たな家族
数日後、ついに彼らの引き取り手が決まります。
それは
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やっぱりジルさん!!(*´艸`*)
たくさんの思い出ができた今…どうしても、離れ離れになることができなかったようです。
無条件の愛で命を救われた小さな子猫たち。これからも優しいパパに見守られながら、素敵な日々を送ってほしいですね(*´∀`*)