カリフォルニア州ロングビーチで木工所を営んでいるジャスティンさんは、店の飼い猫がじっと外を見つめていることに気がつきます。
何事かと、視線を辿ってみると…
そこには、小さな野良猫が!
子猫はまるでお友だちに会えて嬉しいとでもいうように、網戸を引っ掻きはじめました。
その日はひどい熱波に襲われていましたし、
なぜか子猫はペンキだらけ。
彼の鳴き声は、状況の深刻さを物語っていました。
里子として迎えられ
さっそく保護して動物病院に連れていくと、子猫は脱水状態に陥っていることが判明。
すぐに必要な医療処置を施します。
動物好きなジャスティンさんのお家には、すでに4匹の猫と1匹の犬が暮らしていたため…
クルと名付けた彼に生涯のお家が見つかるまでの間、里親になることを決めたそうです。
その思いが伝わったのか、先輩猫のオリーも新入りを温かく迎え入れ…
良き指導者として、猫らしく生きることやオモチャの遊び方について教えてくれました。
それぞれのお皿が用意されているにもかかわらず、オリーはクルに自分のご飯を分け与えるのだとか(*´艸`*)
愛にあふれた家族の献身的なケアのもと、ボロボロだった子猫は少しずつ元気を取り戻していきます。
数週間が経つと、ペットとしての過ごし方も板についてきました。
それは同時に、別れの時期が迫っていることも意味していましたが
・
・
・
里親失敗ですよ!
うちの子たちと仲良くなったクルを見て、心変わりしたんです。
彼は、兄弟たちの良い個性を上手に引き出してくれました。
関連:助けを求めて鳴く猫。獣医へ連れて行くと、病気に加えて「ある事実」が判明する
家族の一員に
こうしてジャスティン家の正式な家族になったクルは、幸せいっぱいの日々を送っています。
もう辛い過去を思い出すことはありません。
優しい家族に囲まれて、これからも素敵な思い出を重ねていくことでしょう。