米ロサンゼルスのとある民家の茂みで、生後6週間ほどの子猫が発見されました。
通報に駆けつけた保護ボランティアのサンドラさんは語ります。
子猫は、深刻な脱水症状を引き起こしていました。
あまりに痩せ細っていたので、背骨が浮いて見えた程です。
正直に言うと…彼女が助かるかどうかは分かりませんでした。
衰弱した子猫
リッヴィと名付けられた子猫を、動物病院に連れて行ったところ…
体調不良の原因は、消化器官の問題にあると判明します。
どうやら、あまりの空腹に耐えられず、視界に入るものを何でも食べてしまっていたようです。
しばらくの間この子は、自力で排便することさえできませんでした。
獣医師も、「このような症状は見たことがない」と言うほどです。
体内に溜まった毒素のせいで震え続けるリッヴィ。
サンドラさんは、彼女のために何度も動物病院を往復し、また排泄のお手伝いも欠かしませんでした。
そんな甲斐甲斐しいケアが実を結び…
少しずつながら、状況は好転していきます。
発見から4日がたつと、リッヴィは脱水症状から回復し、最終的には自力での排泄も出来るようになりました!
彼女が初めて自力でトイレをした時は、ちょっと泣きそうになってしまいましたね。
少しでも発見が遅くなれば、亡くなってしまっていたかもしれない。
でも、この子は生きる意志を失くさずに、ここまで回復したんです。
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飼い主が見つかった
そして、救助から5ヶ月後。
健やかに成長したリッヴィは、彼女を家族として引き取りたいという女性に出会いました。
今では、新居にもすっかりと馴染んだ様子です。
もう餓えや病気で苦しい思いをする必要はありません。
これからは飼い猫として、たくさんの愛情やご飯を与えられながら、幸せに暮らしていってくれることを願います。
(参照:Love Meow)