アメリカ・ジョージア州に住むハンナさんが、凄まじい交通事故にあったときのこと。
車体が2回転して止まった後、慌てて後部座席のチャイルドシートを振り向き、当時2カ月だった娘さんの安否を確認すると
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いない!!
このとき、なんと彼女は事故の衝撃で「車外」まで放り出されており…
頭部骨折の他、割れたガラスの破片が頭に突き刺さる重傷を負ってしまっていたのです。
悲劇の原因
固定方法にも、ベルトの装着状態にも問題がなかったチャイルドシートから、なぜ赤ちゃんの体が飛び出してしまったのか。
後に、恐ろしい事実が判明します
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原因は、ハンナさんがチャイルドシートに付けていた非正規品の「羊毛製ベルトカバー」。
PSA to all parents and soon to be parents! These were on my 2 month old daughters car seat when she was involved in a…
調べた結果、これが衣服との摩擦を弱め…
娘さんの体をすり抜けさせてしまったと推測されました。
今回の出来事を経て、ハンナさんは他の保護者たちに向けて注意喚起のメッセージを送っています。
可愛く見える。手触りがいい。
そうした理由で子どもの安全を考えず、カバーを付けるのは止めて。
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正しい使用法で
安全基準の専門家・マルティネスさんも、彼女の意見に賛同しました。
メーカーが付属品としているもの以外は付け加えるべきではありません。
なぜなら、衝突テストをクリアしていないからです。
命を守る道具は正しく扱わなければならない。
改めて、そう思い知らされる一幕でした。
(参照:Love what matters)