カナダのモントリオールにある動物シェルターに保護された、母親のいない子猫の兄弟たち。
皆が次々と元気を取り戻していくなか…
小さな体とモジャモジャな毛並みが特徴の「バンビー」と名付けられた1匹だけ、なかなか容態が安定しません。
そこで、動物レスキュー団体「Chatons Orphelins Montreal」が救いの手を差し伸べます。
小さな命を助けるために
団体にて、必要な医療処置を施されたバンビー。
適切な治療のおかげで、ゆっくりではあるものの体重は着実に増えていきました。
やがて生後8週間になった彼女は、同じ年齢の猫の半分ほどの大きさにまで成長し…
ほかの子猫たちと同じように、遊んだり走ったりととっても活動的です。
加えて、バンビーはある「変わったクセ」を見せ始めます。
人の肩に乗るのが大好きで、甘えて首にすり寄るんですよ。
もじゃもじゃで大きな目をした「かわいいグレムリン」みたいな彼女は、いつも人間のそばにいようとします。
たくさんの愛情を注がれた結果、とっても甘えん坊になってしまったようです(*´艸`*)
そうして里親に預けられてから2カ月。
バンビーは、すっかりゴージャスな猫へと成長しました。
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生涯のお家へ
それからしばらく後に…
とある方から、めでたく「バンビーを引き取りたい」という連絡が入ったそうです。
母親の温かさを知らずに生きてきた彼女に、ついに家族ができました。
飼い主の愛情に包まれて、この先も幸せに暮らしていくことを心から願っています。
(参照:LoveMeow)