アメリカ・アイダホ州に住むコートニーさんは、近所の駐車場で小さな子猫を見つけました。
初めこそ、怯えて逃げられたものの…
保護すると、すぐに鳴くのをやめてゴロゴロと喉を鳴らしてくれたのだとか。
リーゼと名付けられた子猫は、ひとまず動物病院へと運ばれます。
そして診断の結果…
彼女は、ひどい脱水症状に目の感染症、そして痛みを引き起こす尿路感染症も患っていることが判明しました。
たくましい子猫
治療を受けたリーゼは、翌日にはだいぶ回復した様子を見せましたが…
ほっと胸をなでおろしたのも束の間、急に飲むことも食べることもできないほど体調を崩してしまいます。
コートニーさんは、強制給餌や点滴、抗生物質の投与など、とにかく彼女を救うためにあらゆる手を尽くしました。
そんなある日、コートニーさんが薬を準備していると…
リーゼが突然立ち上がり、自分の足で歩き始めたのだとか。
本当のたくましさを見せてくれたんです。
まだ弱々しいけれど、初めて私の後ろを追いかけてくれました。
ご飯も自分で食べ始めたんです。
その後もたくさんの愛情を受けて、順調に元気を取り戻していき…
一緒に過ごすうちに、2人の間には楽しい日課もできました。
毎朝私が起きると彼女も目を覚まして、一緒にストレッチをするんです。
朝食の後はバスルームについてきて、私が出かける支度をしている間に洗面台で遊ぶのが日課になりました。
先輩猫のサーや先輩犬とも、すっかり仲良しに。
サーはリーゼが大好きで…
犬が“彼の子猫”に近づきすぎないよう、いつも見張っているんです。
関連:ゴミ収集車から救った子猫を施設へ預けた作業員。しかし、その姿が忘れられず…
目をみはる成長
1ヶ月が経つと、体重は2倍に増えたそう!
とてつもない生命力で、困難に打ち勝った子猫。
これからも、素敵な家族に囲まれた幸せな日々が続いていくことを願います。