小学校教諭のめがね旦那@小学校教諭(育休) (@megane654321)さんが、イジメ被害者となった女の子と話したときのこと。
彼女が切に訴えていたのは…
いじめが原因で不登校になった女の子
クラスには入れないけど
学校には通いたいと聞いたので
僕の特別支援教室へ招いた
その子が涙ながらに話した内容が「なんで私をいじめた子は今も教室で楽しく勉強をしていて、私は今も教室に入れないの?こんなのおかしい」
学校のイジメ対応の方向性はおかしい
— めがね旦那@小学校教諭(育休) (@megane654321) 2019年8月26日
掛ける言葉が見つからないほど、真っ当な主張です。
「イジメは無くならない」
この問題の核心について…
『40人の子どもを1人の教師が見るのは無理がある』と認めた上で、めがね旦那さんは次のように述べています。
いじめ対応が【被害児童隔離】偏重なのはいじめを認めることによって【加害児童を特定し指導】する必要が生まれるからなのではないか
加害児童が影響力のある複数人もしくは学級の多数の場合、そこへの指導は学級の秩序維持に大きな支障をきたす
それなら【被害児童隔離】の方が全体への影響は少ない— めがね旦那@小学校教諭(育休) (@megane654321) 2019年8月26日
ただし1つだけ付け加えると
多くの学校の先生は
【自分のクラスにいじめで苦しむ子がいたら】食事はまともに喉を通らないし
寝ても覚めてもその事を悩み続けるし
授業準備さえ手につかない
状態になるくらい耐えがたいことであるはず— めがね旦那@小学校教諭(育休) (@megane654321) 2019年8月26日
大前提として
【学校の構造上、いじめは無くならない】では、教師として自分のクラスに
いじめが起こった場合はどうするのかそんなことは簡単である
教師としてすべての力を使って
【被害児童を守り抜く】であるいじめ状態にまでなっているのなら
被害児童を守り抜けるのは教師しかいない— めがね旦那@小学校教諭(育休) (@megane654321) 2019年8月28日
加害児童の持つ被害児童への
負の感情を消し去ることは難しい
しかしこれも1年間かけて【薄めていく】教育の力を持ってその感情を消し去ろうなんて夢物語
熱血教師ドラマの見過ぎである教師にできることは「児童全員の居心地の良さのバランスを取り続ける」こと
いじめは即全力対応が求められる
— めがね旦那@小学校教諭(育休) (@megane654321) 2019年8月28日
ほかの誰でもない生徒たち自身のため、不可能を不可能と放棄することは出来ない。
教育現場の現実を、そして早急な解決策の必要性を、改めて思い知らされるお話です。
関連:『いまだに覚えてる』 イジメが起きたとき、先生が被害生徒に告げた言葉は…
みんなの反応
●一般社会では殴ったり、人を蔑むことをした人達はちゃんと捕まって牢屋に入れられるのに。学校という社会では殴っても、人を蔑んでもよっぽどの事をしないかぎり休学や退学にならないよな
●「犯罪だと自覚していない」、もしくは「少年法があるから何でも犯っても構わない」と考えている児童や生徒が多いと思うのです。しかも、反省しても繰り返す者もいます。「仲良くしよう」 的な道徳教育ではなく、「いじめを行ったらこうなるんだぞ!」 と、教育を改める必要があると考えています
●小学生にも停学とか罰を与えるべき。義務教育云々の前に虐められる子の人権保護が第一!
深く考えさせられる一幕に、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました。