ある日のこと。
ノースカロライナ州の愛護団体スタッフであるケイティー・ロドリゲスさんのもとに、1匹の病気の子猫が里子としてやってきました。
抱き上げてあげたら、ひっついて離れようとしなかった。
ひとりぼっちだったから、誰かの鼓動を聞いていると安心するみたいね。
「マーラ」と名付けられた彼女はやせ細り、上気道感染症の影響で目を開くことができない状態だったといいます。
ただ、体は小さいけど食欲は旺盛よ。
極度の甘えん坊
一人になるのが不安なのか、保護されて以来、会う人みんなに甘えるマーラ。
それは犬に対しても同じで…
ケイティーさんの飼い犬・バートの体をふみふみしたり、彼の尻尾に鼻をすり寄せるのだとか。
里子として連れて来られる多くの子猫に接してきたバートも、彼女に優しく接します。
やがて数日もすると、マーラの健康状態も回復して目が開くようになりました。
同時に体重も増え、すっかり元気に。
もちろん常に誰かに甘えることは忘れません。
そんなある日…
ケイティーさんは別の子猫の受け入れを要請されます。
車の修理工場で保護された彼女には、見た目が乳牛に似ていたため…
2%低脂肪牛乳から連想した「2パーセント」という、とってもユニークな名前が付けられました(笑)
「寂しがりやで常に誰かにひっついているマーラには仲間が必要だ」と感じていたケイティーさん。
2匹を引きあわせてみると、思った通りマーラはすぐに駆け寄っていきますが…
想像以上の熱い歓迎に、2パーセントはタジタジの様子(;∀;)
でも、それ以来彼女たちは大親友よ。
追いかけっこをして家中を走り回り、遊び疲れると一緒にベッドへ向かいます。
年も同じくらいだし、どっちも性格が穏やかだしね。
仲間として支え合っているわ。
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姉妹として
ケイティーさんの狙い通り、2匹は互いにとってかけがえのない存在となりました。
どんな家族でも、可愛いと思ってくれるはずよ!
生みの親は違えど、姉妹として里親のもとで仲良く暮らしているマーラと2パーセント。
近い将来、素敵な引き取り手が現れることを心から願っています!