児童精神科医のてんねんDr. (@adhdsavetheplan)さんは、子どもたちに向けて、こんな「アドバイス」をTwitter上に投稿しました。
児童精神科医を20年やって感じたこと
・友だちはいたほうがいいかもしれないけど毒になるくらいなら作らなくていい
・学校も行くにこしたことはないかもしれないけど毒になるくらいなら行かなくていい
・親以外の、信頼できる大人をひとりでいいから作ってほしい
— てんねんDr. (@adhdsavetheplan) 2019年8月5日
何事も優先すべきは、「自分の心を閉じ込めない」こと。
これは本当に大切です。
「信頼できる大人」になる
特に、3番目の「親以外に信頼できる大人を作る」という項目について、てんねんDr.さんは次のように追記しています。
3番目に関して
親が毒でなくても、関係性は密なのでやはり言えないこと、言いにくいこともあるようです。
第三者と接するということは社会性につながります。
それはお友だちでも良いのですが、子ども同士だとまだ未熟で嫌なことを言われたり、裏切られたりするリスクがどうしても高くなるわけで— てんねんDr. (@adhdsavetheplan) 2019年8月6日
信頼できるというのは、
・一貫性、恒常性がある(気分によって態度を変えない、急に見捨てたりしない)
・暴言暴力をはかない
・搾取しない
・他の兄弟や人と比べないあたりですかね。
— てんねんDr. (@adhdsavetheplan) 2019年8月6日
三番目はきっと小学校低学年の時の担任の先生だ。50年以上たったけど、今も年賀状で近況報告をしている。
— かげろう (@kagerou2011) 2019年8月6日
三つ目。
私にとっては図書室の先生。
教室から逃げてきても何も言わず、
頑張りたいって言ったら、ごちゃごちゃ言わないでやらせてくれて、
一緒にこっそりチョコレート食べたりした。
本当にありがとう https://t.co/I1YD0JovEz— すず (@V6yVEVMnhdqKtHN) 2019年8月6日
初めまして。過去に学童クラブの指導員をしていた者です。学童で働いたいた時は、3番のような立場の大人になれるよう子どもたちと接してました。子どもに信頼されるってとても嬉しい反面、責任の重さも感じました。
— sayulist (さゆり)@ブログ「都民ときどき旅人」更新中 (@Sayulist1) 2019年8月6日
我々の手で誰かを救える。
その事実は、常に忘れないでおきたいですね。
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みんなの反応
●一般的に「良いもの」とされていても、「毒になるくらいなら要らない」。本当にそう思う。手放してもいい存在
●私も高校、大学の先生に救われた。だから私もどこかにいる子の「信頼できる大人」になりたいと日々思っている
●この親以外の信頼できる大人って本当に大事。親がすべて正しいわけではないことを客観視したり、色んな価値観にふれることは子どもの育ちに重要
ハッとさせられるお話に、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました。