フロリダ州の保護団体Purrfect Match,Inc.のメンバー・ナディージャさんは、公立の猫保護センターで運命の出会いを果たしました。
大きな声で鳴いている猫がいたので、見に行ってみると…
小さな黒猫が3本足でなんとか立っていたんです。
寂しくて仕方がないという様子でした。
ひどい怪我で前足を失ってしまった、生後数週間のバイオレット。
たまらずケージから出して抱きしめると、すぐにゴロゴロと喉を鳴らし始めます。
腕の中ですっかり安心した様子を見て、ナディージャさんは彼女を連れ帰ろうと決意しました。
そこから、二人三脚のリハビリが始まります。
まだ3本足に慣れておらず、とても苦労しているようでした。
歩こうとしてはバランスを崩し、転んで、助けて欲しいと私を呼ぶ…。
その繰り返しです。
患っていた感染症も治すため、いくつもの病院を回り、何種類も薬を飲ませ、軟膏でケアをして…
そんな日々を過ごす内、バイオレットは見違えるように元気を取り戻していきました!
こんなに素敵な猫には会ったことがありません!
優しくて、落ち着いていて、幸せそうで…
今の環境に心から感謝をしてくれているようです。
その後、ローガンという猫を預かったことでさらに素敵な変化が訪れました。
同じく足に障害を抱える彼の存在は、バイオレットにとって良い手本となったようです。
一緒に過ごすようになってから、もっと遊び好きで大胆になりました。
きっと、互いの困難を理解している2匹だからこそ…
強い絆が生まれたに違いありません。
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障害を物ともしない彼らの姿は、見ているこちらにも勇気を与えてくれます。
「転びそうなら、支え合えばいい」
そうして今日もバイオレットとローガンは…寄り添いながら、幸せな日々を送っていることでしょう。
(参照:LoveMeow)