オーストラリア・タスマニア島のとある物置小屋で見つかった生後2〜3週の子猫。
地元の保護団体Just Cats Tasmaniaは彼女を保護し、バタースコッチと名付けます。
隙あらば腕に抱きついてきたり、腕の中に潜り込んできたり、とにかく甘えん坊な彼女。
8週間後、新しい家族を探すため預かりボランティアの元から施設に戻ってきたバタースコッチは…
そこでも施設のメンバー全員に会いたくてしかたがないといった様子で、みんなに挨拶をしてまわったそうです。
そしてまもなく、運命の出会いが訪れます。
手伝いのために施設を訪れた一家の娘・シェルビーちゃんが近づいてくるのを見て…
バタースコッチはすぐに彼女へ駆け寄り、キスを求めてきたそう!
“大好きだよ”とそこら中に顔を擦りつける姿に、シェルビーちゃんの心も、完全に射抜かれました。
帰宅したシェルビーちゃんは、その日の夜、眠れませんでした。
心の中は、お昼に出会った小さな友だちのことでいっぱいです。
そんな娘の気持ちを理解し…
彼女の両親は、子猫を引き取る決意を固めました!
保護団体の責任者レイチェル・ビーチさんはこう語っています。
シェルビーちゃんも、彼女の家族もみな、バタースコッチに恋をしてしまったんです。
それに、彼らは相思相愛でした。
翌日には「引き取りたい」と連絡をくれましたよ。
こうして、新たな家に迎えられたバタースコッチ。
家族によれば…
「ここは私の家!」とアピールするかのように、家中を走り回っているわ。
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シェルビーちゃんに抱きしめられると、幸せいっぱいに鼻をスリスリしに行きます。
めでたく『一目ぼれ』を成就させた少女と子猫。
これからも最高の姉妹として、一緒に大きく育っていくことでしょう。
(参照:LoveMeow)