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森で孤独に生きる犬と、不安障害の女性。2人の出会いは運命だった

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アメリカ・オンタリオ州のジョージナの森で野生化し、孤独に生きていたシベリアンハスキーのライリー。

彼は、ひどく人間を恐れていました。

 
度重なる挑戦の末、保護団体「Georgina Animal Shelter」のスタッフたちは、ライリーを捕まえることに成功。

その後、彼はシェルターに長居することなく、すぐに新しいお母さんのカーリー・ワルドフォーゲルさんに引き取られていきます。

一目で気に入りました。

彼の目と、愛嬌のある表情が私を惹きつけたの。

 
当初、しつけも受けておらず、ましてや家の中で生活したこともなかった彼は戸惑って興奮し、カーリーさんとどう過ごせばいいか分からない様子でした。

それでも、愛情に満ちた日々を送るうち…

ライリーに少しずつ変化が表れていきます。

 
そして、一緒に暮らし始めてから変わったのはライリーだけではありませんでした。

不安障害を抱え、たびたびパニックからくる発作におそわれていたというカーリーさんの心にも、徐々に穏やかな風が流れ込み始めたのです。

 
彼女いわくライリーは、彼女が不安障害に襲われるのを本人よりも早く察知することができるとのこと。

そのおかげで、不安による発作症状も以前より軽くなったといいます。

 
それから、ライリーはカーリーさんの認定介助犬になりました。

以来、彼はどこへ行くにも彼女と一緒にいたがるそうです。

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カーリーさんは語ります。

彼は本当にたくさんの方法で私の人生を助け、変えてくれました。
 
自信を持つことを許してくれただけでなく、自分の殻から出るよう、私の背中を押してくれたんです。

 
ふたりはこれからも、お互いを助けあいながら素敵な日々を過ごしていくことでしょう。

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