2015年、米フロリダ州のジャクソンビル。
愛犬パコを連れ散歩中だったケリー・ブラックさんは、トラックに轢かれました。
2人の体を引きずったのち、そのまま犯人は逃走…悪質極まりない、ひき逃げです。
そして、それから数時間
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パコは、ぴくりとも動かない飼い主さんのそばに寄り添い続けました。
愛する家族を置いてその場を離れることが、どうしてもできなかったのでしょう。
救助隊が到着しても、絶望した表情のまま、ずっと同じ場所に横たわっていたそうです。
やがて、ケリーさんの家族がパコを迎えにやってきました。
'Rocko's' tail wags as he's reunited with family. @ActionNewsJax pic.twitter.com/Ajf3yNP0kH
— Russell Colburn (@RussellANjax) 2015年10月23日
尻尾を振って再会を喜びつつも…
既に死亡が確認されていたケリーさんの姿を、ずっと探し続けていたといいます。
お互いに離れることがなかったほど絆が深かったというケリーさんとパコ。
(参照 thedodo.com)
あまりにも切ない出来事に、胸がはりさけそうになります。
少しでもパコの悲しみや喪失感が和らいでいることを、願って止みません。