国王が逝去した日。タイ人パイロットの悲しみを癒やしたのは、「2人の日本人」だった

2016年10月13日、1946年から在位されていたタイのプミポン国王が88歳で逝去。

 
突然の報せに国民全員が悲しみに暮れていた中…

1人のタイ人パイロットが日本で経験したという「とある出来事」が、タイ全土で話題を呼びました。

 
10月13日、ちょうど日本行きの便に搭乗していたパイロットのパット・パナチェットさんがプミポン国王の訃報を知らされたのは、日本に到着してからのことでした。

ショッキングなニュースに動揺しながらも、同僚と話し合い、とりあえずは正式な発表を待とうと一時解散。

 
その後パナチェットさんは、「喪章」を買うべくショッピングモールへ向かうことにしました。

 
ところが、様々な店を回っても見つからず、最後の望みをかけ生地専門店に行き…

英語が話せない日本人の女性スタッフ2人に喪章の写真を見せてみたものの、やはりそこにも置いていない様子。

 
「ないよりはいいだろう」と喪章を自分で作ることにしたパナチェットさんは、そのお店で1メートルの黒い布を買おうとしました。

 
しかし、彼の意図が分からず女性スタッフたちは戸惑うばかり。

そこでパナチェットさんは、彼女たちに、プミポン国王の写真を見せたといいます。

 
すると…

 
写真を目にした2人は事情を察して泣き出し、「ソーリー、ソーリー」と、何度も謝罪の言葉を口にしました。

しかもその後、彼女たちはパナチェットさんのため、喪章を作ってくれたというのです。

天皇陛下を大切に想う日本人だからこそ、敬愛する人を亡くした我々の気持ちも理解してくれたのだと思う。

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彼はFacebookに一連の出来事を投稿。

このエピソードは4000回以上もシェアされ、「涙がとまらない」「この2人の方に感謝の気持ちを伝えたい」など、たくさんの称賛コメントも寄せられました。

 
会ったばかりの、しかも他国から来た方の気持ちを想い、涙を流すことのできる人がどれほどいるでしょうか?

改めてプミポン国王のご冥福をお祈りするとともに、パナチェットさんに接したお2人の優しさを、日本国民として誇りに感じずにはいられません。

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