臨床医の羆 (@mhlworz)さんが投稿した、とある患者さんのエピソードに注目が集まっています。
学校の先生が運ばれて来た。よく聞けば先月の残業320時間だという。31日で割っても毎日10時間。ご自分の家庭は崩壊し、子供は不登校、妻も病んでいると。教頭も校長も組合も「俺の頃はもっと働いた」で話が通じないんだと。
— 羆 (@mhlworz) 2017年11月18日
残業320時間!?
しかもその状況が、「当たり前」を超えて「昔より楽」と認識されているなんて…。
この呟きを受けて、他のユーザーからは様々な意見が集まりました。
●「先生が失うのは健康だけ?」
この時期になると、中学、高校の教員は、面接指導やら小論文対策、志望理由書の添削、書類制作、勉強が苦手な子のために個別指導。
昼休みも放課後もこんな事で潰れて休む暇なんてないのが事実。
若い先生はどんどんめんどくさい仕事が回ってきて学校出るのは10時過ぎ— vivi@休めKnights (@Yzvivi) 2017年11月19日
こんな事がザラに起ってる。結婚願望あってもそっちに時間使う前に仕事がどんどん増えていく。
自分の持つクラスに自傷癖とかトラブルメーカー、モンペがいた暁には終わりが見えにくい仕事がプラスされ、練習を伸ばしたがりなかなか下校しない部活人間とその他部員の衝突も入れたら— vivi@休めKnights (@Yzvivi) 2017年11月19日
労働時間どころの問題ではなく未来、健康体、精神、人間性…色んなものがどんどん削られていく。
なんで頑張って手に入れた職業にそんなふうに酷い仕打ちを受けなきゃいけないの?
先生って狭き門で頑張らないとなれないのに。どうか、先生達を助けて欲しいです!!
— vivi@休めKnights (@Yzvivi) 2017年11月19日
●「学校はブラック企業よりもきつい」
学校のブラックぶりは文科省、教育委員会からの重圧プラス保護者の後押しもありますからねぇ~~
— ♥yoshimi♥Himene Love (@YoshimichanY) 2017年11月18日
休憩なんてありません。生徒は休憩時間がありますが教師はその間次の授業準備、何かトラブルが起きればその対応です。朝7時に出勤して部活動が終わるのが7時。そこから自分の仕事です。勤務時間が8時15分〜16時45分なので朝1時間早く、そして夜2時までならあり得る話なんです。
— ぷぷぷ@6m娘さん育児 (@DX3YsGvJw4LGoci) 2017年11月19日
学校の先生はブラック労働。じゃ転職すれば?という声もあるだろう。しかし世間は「え?学校の先生辞めたの?不祥事でも起こしたの?」になるし、職歴的に営業職等に就くには厳しいし、過重労働による教材研究不足(≒学力不足)で進学塾の講師にもなれない。
— ポスドク問題とアカデミアを考える会 (@UNIONTELLING) 2017年11月19日
●「時代が変わっているのに、現場は変わってない」
「俺の頃はもっと働いた」という爺さん達は大きく勘違いしてて、彼らが手書きで何度も間違えては書き直して時間かけて作ってたプリント類は、今はWordで数分の作業。
電卓で時間かけて作ってた計算が多い書類も、今はExcelで1秒。
今の人が10分の仕事を昔の人は時間かけてただけ。 https://t.co/dIQc4eukF6— tomoaki (@tomoakisas) 2017年11月19日
「俺の頃は~」とか言っちゃう人、どこの界隈でもほんと邪魔😞
過大に言ってるだけだろうし、本当だったとしても今と全然違ってもっと自由にやれてた時代でしょうに。
今の先生方の心労たるや大変だと思う。それが余計身体にもくる。
この先生幸せになってくれ… https://t.co/ae1UEqfaQA— 青徒愬良@クラウドファンディング中 (@sakuyoshiaoto) 2017年11月18日
最近、親として子供会等で皆が参加できるように考えようというと、自分等もやられたんだから同じようにやってもらうのが当たり前とかえってきますから…💧親も親、教員も教員…💧変化を求めない人間がわんさか…💧
— よくよく (@tsubagon2006) 2017年11月18日
子どもたちの指導者として、常に完璧であることを求められる先生たち。
それなのに現代の社会は、彼らに完璧とは程遠い労働環境を提供しています。
本来ならば手厚く保護されるべき「我が国の未来を紡ぐための職種」が、なぜこんなにも過酷を強いられているのか。
事態はもう、取り返しの付かない所まで来てしまっているのかもしれません。
- Twitterの反応
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ほぼ同じ経験したことがあります。
1ヶ月1日も休みなし。
毎日18時間、月から金まで定時8時間とすると、残業10時間✖️20日=200時間。
土日も18時間残業✖️8日=144時間。
合計、200➕144時間=344時間。
この状態が3ヶ月続いた。
今考えるとこの時は躁状態で、数ヶ月後にうつ状態になった。 https://t.co/dHA4Bzlsik— sonner@双極性障害2型 (@sonnerjp) 2017年11月19日
文科省で働く知り合いも毎日日付過ぎまで働いて朝は6時くらいには出勤してて家庭はメチャメチャなので、まず大元から改革しなきゃだと本当に思う。学校の先生だって公務員だって人間なんだから人間らしい生活をする権利があるはず。 https://t.co/kcBseC9MI9
— 相羽 (@aiu0228) 2017年11月19日
(アカン) https://t.co/c0YqQrxAZt
— Izumi Sakamatsu (@i_sakamatsu) 2017年11月20日
一般企業だと労働環境の改善を訴えることは当たり前になっているのに、教職は労働環境に対する不満を漏らすと「じゃあ辞めろ」としか言われないんだよな https://t.co/egJXgQkRqg
— グレートティーチャーマン (@MGUoPs83fYRWjkS) 2017年11月19日
長い時間働いてるのが偉いって感覚はいつになったら無くなるのだろう…。
『俺の頃はもっと働いていた』← それで結果的に人生楽しかったのか?って問いたい。長い時間働いた事を勲章として自分を正当化してるようにしか聞こえない。 https://t.co/d3xsCBGJk3— タカ@英語/たまにブログ (@takatuckerworld) 2017年11月20日