テキサス州に住むジュリアナ・マズルケビッチさんが保育施設で発見した、1枚の貼り紙。
そこには、日々現場で働く保育士からの「怒りの声」が記されていました。
Posted at the daycare today!
子どもを迎えに来たのでしょう!
今すぐスマホをしまいなさい!
子どもたちはあなたに会えて嬉しいんです!
それなのに、あなたは子どもに会えて嬉しくないの?
子どもが一生懸命作ったものを手渡しているのに、親はスマホに夢中。そんな姿を、私たちはいつも見ています。
子どもそっちのけで画面を見つめている親を、「ママ、ママ、ママ…」と呼ぶ声が聞こえてくるんです。
こんなこともってのほか。
スマホをしまいなさい!!
猛烈な憤りが伝わってくるメッセージ。
子どもの気持ちがわかるからこそ、親にその思いを伝えなければならないと考えたのでしょう。
この投稿には、共感のコメントが多数寄せられました。
●子どもの声を聞くことは本当に大切です。親がこうして聞き逃していると、子どもたちはいつしか話すことをやめてしまいます。それが思春期になって恐ろしい事態を招くんです。
●色々思い返して、罪悪感が出てきた。
●レストランに行っても、席に座ってから出るまでの間、両親ともにずっとスマホをいじっているなんて光景が溢れかえっているわ。
●やり取りしてる相手がいるなら、「子どもを迎えに来てるから」って一言言えばいい。きっと理解してくれるはず!
さらに、児童福祉の分野で働いてきた人からも…
●残念ながら、この貼り紙に書かれていることは現場の現状を正しく伝えています。誰もが忙しい現代、親が子どもと一緒に座り、宿題をやったり、子どもが必要としていることに注意を傾けたりすることがとても難しくなってきているんです。決してすべての親がそうだというわけではありませんが…。
子どもの成長はあっという間。
将来、後悔することのないように、スマホの画面ではなく、子どもの目を、そして心を、しっかりと見つめたいものですね。
(参照 Mirror)