ストーリー

学校帰りの車の中で突然大号泣した男の子。その理由に心を震わされる

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ヘンリー・マーくんは、アメリカ・ワシントン州マウントバーノンに住む6歳の男の子。

いつもは笑顔の弾けるとてもキュートな少年なのですが…。

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この日は少し様子が違ったようです…。

学校まで迎えに行った母親アリー・ホールさんの車の中で、突然、感極まったように泣き出してしまったのです!

 
驚いたホールさん、ヘンリーくんに涙のわけを尋ねてみると…!?

「地球が壊されてしまいそうなんだ。人間がみんなやりたい放題にやってるから…」

そう訴えだしたヘンリーくん。

 
どうやらヘンリーくんは、この日の学校の授業で、人間が地球環境を破壊しているという内容のビデオを見たようです。

小さな心を痛めていたヘンリーくん。お母さんの車の中で、我慢してた感情が爆発してしまいました。

「人間はごみをポイ捨てしたり、木をいっぱい切ってしまったりして、地球を壊しているんだ!」大粒の涙を流しながらそう嘆くヘンリーくん。
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「そうやって地球を壊している人たちに、バカヤローって言いたいよう! もっとひどい言葉で言ってやりたいよう!」
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絶滅してしまった恐竜のぬいぐるみを持ちながら、必死で地球の現状を訴えるヘンリーくんの動画には、たくさんのコメントが集まりました。

●これほどの熱い思い、子どもながら素晴らしい。

●動画を見ながら泣いてしまった。

●小さな活動家だね! 君ならできるよ! 頑張って、ヘンリーくん!

 
ホールさんによると、ヘンリーくんは、「ごみをポイ捨てする人と闘いたい!」とも話しているそう。

実際に、ポイ捨てをする人に注意したり、街に迷い出てきた動物たちを助けたりという活動も始めました。

コチラの写真は、ハロウィンのときにベストと帽子で「自然保護官」に大変身したときのもの!
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ヘンリーくんの環境保護活動は、もちろん家の中でも! 家具や家電の周りに、直接ペンでメッセージを書いているのです。

直接書いた理由は…、「紙に書いて貼ると、大切な資源を無駄にするから!」だそうです。

 
洗面台には「汚いものを流しちゃ、魚くんが死んじゃうよ。」
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お風呂場にも「水の無駄づかいはダメだよ。」
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ヘンリーくんは、動物たちを守るため、ゴミのポイ捨てをしないようにお願いするポスターを作りたいとも言っています。
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「地球環境をもっとよくして、汚染された海みたいにはならないように…。そう考える人たちがいっぱい増えてほしい!」

将来の夢や職業はまだしっかりとは決まっていないヘンリーくんですが、地球を大切にする人間でいたいという決意は確かなものです。

そんなヘンリーくんの思いを、地球に住む生物たちの一員として、私たち1人1人がきちんと受けとめていかなければなりませんね!

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