介護職員のジッピー (@zippy_desu)さんが投稿した、職場でのエピソードに注目が集まっています。
トイレにて。95歳の車椅子のお婆さんに対して「なんで立たないの!早く立ってよ!」と怒る留学生を目撃する。介助を後輩に代わってもらい、留学生を相談室に呼んですぐに面談を実施する。利用者さんに怒っていた理由として、「時間がかかるとみんなに迷惑がかかる」「介助が早いと褒められる」って答え
— ジッピー (@zippy_desu) October 23, 2023
が返ってきた。ヤバい。間違ってる方向に進んでしまっている。限られた職員配置。たしかにスピードも大切だ。でもそれ以上に大切なことが欠けてしまっている。介助が早い人が評価されやすい仕組み。これをなんとかしない限り、サービスの質は良くなっていかない。さぁ、どうするか。
— ジッピー (@zippy_desu) October 23, 2023
なんと…。
負の連鎖
なお、リプライ欄にはこのようなコメントも。
この留学生も被害者で、「介助が早いと褒められる」という部分からして、周りのスタッフで早さが大切だと思っているスタッフがいるということ。この留学生だけでなく、同じユニットのスタッフにも面談する必要があると思う。早ければ早いほど良いという考え方が蔓延してそうですね、、
— りおん@介護系ブログ (@afi_rion) October 24, 2023
業務をスピーディーにこなすのはもちろん大事ですが、介護職は人を相手にしているのだということを忘れてはなりません。
スタッフたちが目の前にいる利用者ときちんと向き合えるよう、職場全体で仕事に対する意識の共有化を図る必要がありそうですね。
関連:ベッド清掃に時間がかかってしまった新人介護士。利用者に謝ると
みんなの反応
●丁寧にやっていけば自然と早さは身につくのに
●留学生の気持ちもわかる。遅いと先輩に怒られる。負の連鎖
●それは周りの職員達が、時間かかっていいから丁寧にやる方を褒めるというようにしないとアカンよね
●こういうのの根源ってホント人不足以外ない気がする、、みんな時間と仕事に迫られて心の余裕が無くなって早ければいい、とりあえず仕事終わればいいみたいな。難しいと思うけど、福祉系も医療従事者も人不足が少しでもなくなってほしいですね
考えさせられる呟きに、他のユーザーからも大きな反響が寄せられていました。