「有料老人ホームで施設長してた頃、中学生の社会見学実習とやらで中2の子5人やってきた」
そんな書き出しから、ももばあ (@peechgranma)さんは以下のようなツイートを投稿しました。
有料老人ホームで施設長してた頃
中学生の社会見学実習とやらで中2の子5人やってきた。
その中にピアスの跡、ジャージの胸元は他の子より空いて、うっすら化粧の拗ねた女の子が一人。
私の説明ガン無視、斜め視線の腕組み。
「ちっ!こんなの寄越すなよ!」と内心私はむかついていた。続く— ももばあ (@peechgranma) November 12, 2022
年寄りの中に彼らを入れて、双方に事故のないよう気を遣い様子を見ていたら、
当時なかなか癖のある婆さんでクレーマーもどきの利用者が何くれとなくその子に声をかける。
「ありがとうね」「あれ、可愛いね。あんたの顔」「その腕についてるのなんて言うの?」
その子も「ばあちゃん病気で足悪いの」— ももばあ (@peechgranma) November 12, 2022
などとコミュニケーションとっている。
着替えなんかをわざと手伝わせたりして、配膳とかゲームとかして過ごし最終日。
斜め視線の腕組みじゃなく、真っ直ぐ私の顔みて目を真っ赤にして鼻水啜って
「ありがとうございました。楽しかった。学校も勉強も嫌い。でも、介護の仕事したいです」
続く— ももばあ (@peechgranma) November 12, 2022
婆さんの方も2日くらいクレーム少なく大人しかった。笑
中学生くらいだと家に居場所なかったり、将来のこと考えたり面倒なのは3人育ててよくわかる。
この時、親じゃない先生じゃない大人に可愛がられる事って大事だと思う。早くコロナ落ち着いて欲しいな。— ももばあ (@peechgranma) November 12, 2022
なるほど…。
貴重な体験
お婆さんと触れ合っていくうちに、女子生徒の素直な部分が引き出されたのでしょうか。
根はいい子、それを出せないのは少なからず周りの環境も影響してるのかな、と。多感な年頃だし感情も上手く表現出来ないよね…おばあちゃんとの出会いがその女の子に少しでもプラスになってますように。私は職場体験病院選びました。現在看護の仕事ではないですがあの頃の経験は今でも心に残っています
— リンパ球 (@Zump4lbP2wMidab) November 13, 2022
成長期の子どもたちにとって、身近な大人以外の大人との関りがいかに大事かということに気づかされるお話でした。
関連:「理不尽」いじめで不登校になった中学生が高校受験する際…
みんなの反応
●クレーマーのお婆さん、若かりし頃の自分を見た気分になったのかな。長年染み付いた自分自身の癖や短所、わかってても直せないけど、似てる若い子を見るとすごく気になるし何とかしてあげたいってなるよね
●泣いた。子どもとお年寄りのこういう出会いって本当に人生変えるよね。私も福祉で人生変わった1人です
●大人からの思いやりと愛情欲しかったんやろうなぁ…自分がそうだったからなんかわかる
●子どもには、家とも学校とも別の居場所があるのがいいと思うのだよな…
考えさせられる呟きに、他のユーザーからも大きな反響が寄せられていました。