老人ホームの入居者や、入院患者が経験する『転倒事故』について…
カナダで看護師を務めるMiki Sugi (@MikiSugi3)さんは、こんな呟きを投稿しました。
カナダで老人ホーム、病院で看護師として働いて2年半、入居者や患者の転倒で家族に連絡を取った際、しっかり見てたのか、などと責められた事が一度もない。ほとんど知らせてくれてありがとうと言われる。多くの家族がその入居者、患者が転倒しうること、防ぎきれない事を理解してくれている。
— Miki Sugi (@MikiSugi3) January 18, 2021
なるほど…!
責任の範囲は
日本でたびたび議論を呼ぶクレーム問題を振り返ると、深く考えさせられるお話です。
何故、理解して貰えるんでしょうか?
日本の病院や介護施設は理解してもらうために何か不足しているんでしょうか?— めるのすけ (@monp49302830) January 19, 2021
例えば本人が痴呆で足腰が弱いことを理解できておらず徘徊して転ぶのは有り得ますし、今の状態を分かっていれば何が起きうるか想像しやすいと思いますが、本人の状況をきちんと把握できてないか、病院施設で何とかしてくれると思う人がいるからでしょうかね。出来るとしたら家族への教育でしょうか。
— Miki Sugi (@MikiSugi3) January 19, 2021
入居までのプロセスが日本とどう違うか興味深いですね
在宅で要介護者を看ている期間が長ければ、看護介護者にのし掛かる負担の理解も相応に深まると思います
あとは家族の介護についての意識の差なのでしょうかね— 右大臣 (@yunomi_furikake) January 19, 2021
カナダでは自宅で家族が見るケースは少ないですね。逆にだからこそ看護師や介護士を信頼してるのかもしれません。自分だったらこうできるのに、というのがないのかなとふと思いました。
— Miki Sugi (@MikiSugi3) January 19, 2021
介護・医療従事者の方々が委縮せず働ける環境づくりを進めるためにも…
「実態の周知」がより広く行われることを、心から願わずにはいられません。
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みんなの反応
●BC州の看護師向けのセミナーかなんかでも同じこと言われて衝撃でした。カナダでは看護師に対する尊敬とか信頼が厚いのも、そういった理解につながるのかなと思います。転倒に限らず、日本でのコロナ禍での医療者に対する態度とカナダのそれは雲泥の差…
●私もリスク説明はキチンと行うようにしています。転倒は完全には防げませんと。では、どのように自立支援をしていくのか、ご本人、ご家族と話し合います。難しいですけどね
●日本では転倒を意識しすぎるあまり、余計な事はしないでおこう、とにかく何もない事が一番と言う考えに縛られてサービスの幅が狭くなるし、転倒が起こってしまった時、看護師や介護士を施設側が守りきれなくなり、結果責任を感じて離職につながる事が多いです
●父の介護で、リフォームで段差を全部無くし、板の間廊下も畳敷きにして、手すりも付けれる場所には全部つけました。が、ベッドからの立ち上がり時に転倒し救急車を呼ぶ羽目になってしまいました。転倒は、なかなかゼロにはできないものですね
ハッとする一幕に、他のユーザーからも大きな反響が寄せられていました。