吉藤オリィ -OryLab- (@origamicat)さんが投稿した、とあるALS(筋萎縮性側索硬化症)患者さんを巡るエピソードに注目が集まっています。
ALS患者さんで、視線入力で時間がかかっても必ず「ありがとうございます」と入力する人がいた。「あり」の時点で家族が「ありがとう?」と聞くと「先読みしないで」と言った
そのうち相手を待たせず先読みされない方法として「3 9」と入力する方法を生み出した
そこには人に対する愛があった#ALS
— 吉藤オリィ -OryLab- (@origamicat) November 30, 2020
素晴らしい…!!
思いやり
そして…深く考えさせられる話でもあります。
担当していたALSの方は私が担当していた頃までは辛うじて話せていたのと私も毎日のことで聞き取れるようになっていたということもありますが、聞く側の「待つ」「見守る」ことはとても大切です。あえて親切に教えてくれてるのかもしれませんが、本人の意志を尊重するひとつだと思っています。
— ココナッツチョコ (@KaigoLovetodo) November 30, 2020
「余白」も、コミュニケーションを構成する大事な一部分。
その前提を、我々も忘れぬようにいたいですね。
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みんなの反応
●そうですよね、自分の言葉で伝えたいですよね
●自分で伝えたい、という思いは尊重したいものですね。(下手な先回りより、じっと待つことの方が優しい気がする)
●途中でわかったとしても「自分でやりきるのを待つ」ことができないと、その人の意思を持った行動が「遅くて待ってられないもの」と刷り込まれて、無力感で次の行動を抑圧してしまう。生産性だけの価値観ではこの部分は理解できない。教育においても大事な視点だと思う
●このエピソードを知れたのも幸せです。見えないけど確かにそこにある愛
ハッとする一幕に、他のユーザーからも大きな反響が寄せられていました。