ジャーマン・シェパードとオーストラリアン・シェパードのミックス種、ローディは…
首輪を木に繋がれて、置き去りにされていたところを保護されました。
首輪には、プラスチックのボトルが吊るされており…
その中には、前の飼い主が書いたと思われるメッセージが入っていたのです。
悲しい別れ
メッセージは、ローディの一人称で書かれており…
彼女を見つけて拾ってくれる誰かに宛てた、自己紹介の手紙でした。
「お座り」「伏せ」「お手」などといった、簡単な命令が分かります。
元気いっぱいで、遊ぶのが大好きです。
手紙によると、元の飼い主だった男性は…
新型コロナの影響で仕事も家も失ってしまったために、もうローディーのお世話が出来なくなったそう。
元飼い主の男性は、「自分と一緒にいるよりは幸せだろう」と、敢えて手放したのかもしれません。
それでも、ローディーを保護した施設の代表・ミハエルさんは…
屋外へ置き去ったことについて厳しい意見を述べ、「もし大切なペットを手放す際には、地元のアニマルシェルターへ連絡してほしい」と強調します。
野生の狼やコヨーテに、襲われていた可能性だってあったんです。
その後、ローディーの引き取り手を募ったところ…
幸いなことに、20件以上もの申請が集まりました。
結果、治安当局の消防部門に所属する方と巡り合い…
救助犬として育成されることが決まったそうです。
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みんなの反応
●手紙の内容の真偽は分からないが、どっちにしても俺はまったく同情できないね
●こんなご時世だし、不幸自慢はいくらでもすればいいよ。けど、それを言い訳にして動物を捨てるのは絶対ダメ!
●飼えなくなったのは仕方ないとしても、せめて新しい家を探すところまでは、面倒みてあげてくれ……
どれほど辛い事情があって、愛すべき家族を手放すことになったのだとしても…
飼い犬たちには、何の罪もありません。
命を預かる立場として、最善の方法を探してあげてほしいものです。