ある日、近所の地域猫たちのお世話をするリンダさんの前に現れた1匹の三毛猫。
定期的に食べ物を与えているうち、頻繁に顔を見せるようになったため…
彼女は猫をカリーと名づけて可愛がり、友情を育みました。
やがてリンダさんは、カリーのお腹がふっくらしていることに気がつきます。
このまま放っておくわけにはいかないと、部屋に出産用の箱を用意し、自宅に招き入れようとしましたが…
ママになった彼女は、ふと姿を消してしまいました。
母親猫の愛情
それからしばらくして、隣人から「カリーが子猫と一緒にいるのを目撃した」との情報が。
急いで探しに出かけたリンダさんは、すぐに隠れていた彼女と1匹の子猫を見つけ、彼らを連れて帰ることにしました。
すると、恩人のことを全面的に信じると決めたのか…
カリーはドアからでていった後、外に置いてきていたほかの子猫を1匹ずつ、家の中に運んだといいます!
赤ちゃんは、全部で5匹いました。
信頼してくれて、とても嬉しかったですが…
子猫がみんな元気に育ってくれるか、心配でたまりませんでした。
そこで子猫レスキュー活動家のハンナ・ショーさんの動画を見て、お世話の仕方を勉強したんです。
街に豪雨が降る、数日前の出来事。
快適な避難場所にいた猫の家族は、どれほどホッとしたことでしょう。
関連:ボブ・マーリー好きな女性が出会った同じ名前の子猫。迷わず家族に迎え入れると、持ち前の茶目っ気で毎日を豊かにしてくれた!
すくすく成長して
そして、数カ月後…。
子猫たちは生後8ヵ月になり、いまではみんな新しい家族のもとで過ごしています。
里親になるなんて思ってもみませんでしたが、すばらしい体験でした。
新しく猫を飼うつもりはなかったリンダさんでしたが、どうやら気が変わったようで…
現在も、カリーと仲良く暮らしています(*´艸`*)
心優しい人に救われた猫の一家。
これからもそれぞれ居心地の良いお家の中で、素敵な日々を積み重ねていくことでしょう。