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野良猫の写真を見て『助けが必要だ』と気づいた女性。すぐに保護へ向かうと…

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カナダ・モントリオール市のとある地区で長らく目撃されていた、付近をうろつく1匹のシャム猫。

知人を通じて彼女の存在を知り、その写真を見たイザベルさんは…

「すぐに助けが必要な状態だ」と判断し、自ら現場に駆けつけます。

 
発見された猫のまぶたはひっつき、体毛は汚れて縮れていました。

 
イザベルさんは怯える彼女に30分ほど優しく声をかけ続け、やっとの思いで保護。

 
猫は病院の診察を経て、地元の愛護団体「Chatons Orphelins Montréal」に送られました。

妊娠中だった猫

「ローズ・ペネロペ」と名付けられた彼女。

団体代表のセリーヌ・クロムさんによると…

マイクロチップが埋め込まれてなかったから、野良猫で間違いないわね。

上気道感染症をおこしていて、目を開けたり息をするのが辛そうだった。

やせ細って骨と皮だけになっていたけど、妊娠中でお腹が膨らんでいたわ。

 
ローズ・ペネロペは体を洗ってもつれた毛を剃ってもらい、ノミもキレイに取り除いてもらいました。

 
それから2日間に渡って手厚い看護を受けた彼女は、すっかり回復!

元気になったのがよほど嬉しいのか、ひたすら前足をふみふみして、大きな鳴き声をあげます(*^ω^*)

 
さあ、次はお腹の子を救う準備です。

出産を控えているローズ・ペネロペは、里親ボランティアのステファニーさんに預けられました。

彼女はあっという間に里親に慣れたわ。

とっても愛らしくて、いつも甘えているのよ。

 
そして数週間後…

2匹の可愛い子猫が産まれました!

 
一生懸命おっぱいに吸い付く我が子を見守る姿からは、母の愛が溢れています(´∀`=)

彼女は本当によくやってる。

素晴らしい母親よ。

 
もし彼女があのまま路上生活を続けて出産していたら、生き延びていたかどうか…。

もう命の危険はないし、子猫たちも素敵な家族のもとで育つチャンスを得ることができて本当によかった。

関連:飼い主に先立たれ、過酷な路上生活を強いられた猫。それでも生き抜いた果てに…

一家団欒

心ある人々の助けで、最悪の事態を免れた猫の一家。

 
子猫の目も無事に開き、一安心です!

 
これからも皆仲良く、幸せに過ごして欲しいですね。

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