ある日、アメリカ・ロサンゼルスの保護団体Wrenn Rescuesに運び込まれた手のひらサイズの子猫。
生後4週にも関わらず、生後1週の猫と同じ程の240グラムしかありません。
身体が小さく、ガリガリに痩せ細ったその姿は…
与えられた「マウス」と言う名の通り、まるでネズミのようでした。
その後、預かりボランティアのエリンさんと息子のクリスさんの元へと引き取られると、早速ケアを開始。
たっぷりの愛情を浴びながら、徐々に健康を取り戻していきます。
魅力たっぷり
ミルクの後には肩に飛び乗ったり、腕の中で丸まったり、柔らかいブランケットに甘えてふみふみし始めたり…
元気になった彼は、その魅力をどんどんと開花させていきました。
身体の小ささを、振る舞いでカバーしているみたい。
打ちのめされてもすぐに立ち上がって絶対に諦めない、まさに“忍耐力のシンボル”なんです。
いつもいたずらに忙しく、次に何をするのかは誰にも想像がつきません。
たくさんのおもちゃを持っているので、一度に何個も出すのですが…
結局何をして遊ぼうか決められなくなってしまうんです。
「クレイジーな目」をしている時には動くものを何でも攻撃し、エリンさんの手から携帯を叩き落すこともあるほどヤンチャですが…
一緒に暮らす優しい先輩猫たちの助けも借りて、マウスは社会性を養っていきます。
中でもオマーリーとは大の仲良し。
お昼寝の時間は、ほとんど一緒に過ごすそうです。
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やんちゃ盛り
その後も、すくすくと成長を遂げた彼は、小柄ながらもようやく年相応の体重になりました。
自由奔放な性格で、いつも家族を楽しませてくれるというマウス。
これからも元気一杯に育っていってくれることを願っています。