ある日、アメリカ・ニューヨークのアパートの地下の階に住むキャリーさんは「可愛い訪問者」に出会いました。
いつもは鍵がかかっているメンテナンス用のドアがその日に限って開いており…
そこから、一匹の子猫が忍び込んできたのです。
母猫や他の子猫を探しましたが辺りには見当たらず、飼い主も見つかりませんでした。
土砂降りの雨で、外に戻すことはできなかったんです。
家の中に入れ、雨に濡れた身体をタオルで拭いてあげると、休めるように暖かいベッドを用意。
とても人懐っこくおしゃべりな彼は、家に入ると登ったり探検したりし始めたそうです。
不思議な運命
偶然にも…
子猫が現れたのは、キャリーさんがとても落ち込んでいる時でした。
子猫を通して、彼女が帰って来てくれたような気がしました。
祖母の名前からパティと名前をもらった彼は、キャリーさんの膝によじ登り…
転げ回って「レスリングごっこ」を楽しみます。
その愛くるしい姿は、キャリーさんの心を明るくしました。
まだ320g程度しかありませんが、ミルクが大好きで、何にでも登ったりジャンプしたりして…
彼はとっても幸せです。
部屋中走り回るのに疲れると、カイリーさんたちの膝や肩に登り、なでなでを要求。
まるでそうなる運命であったかのように…
パティはすぐさま、家族の一員となりました。
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小さな天使
まさかこんな形で子猫が人生にやって来るとは思っていなかったキャリーさんは…
小さな天使に、すっかり心を溶かされてしまった様子。
丸2日一緒にいますが、食べたり、ジャンプしたり、鳴いたり…
ショーを繰り広げています。
本当に、今まで見た中で一番可愛い生き物なんです!
不思議な出会いがもたらした、かけがえのないパートナー。
これからも2人仲良く、楽しい思い出を紡いでいくことでしょう。