とある家族によって発見された、独りぼっちの小さな子猫。
ご飯で誘ってみると、すぐに飛びついたといいます。
恐らく長い間、食事をとっていなかったのでしょう。
ガリガリにやせ細っており、その全身はノミに覆われていました。
生きる強い意志
アルロと名づけられた彼は、カナダのモントリオールにある動物レスキュー団体「Chatons Orphelins Montreal」に運ばれ、ノミと寄生虫駆除の投薬を受けます。
骨と皮ばかりにもかかわらず、たくましい生命力を持っており…
食べることが大好きで、ひと欠片だって無駄にはしません。
やがて里親のお家に迎えられたアルロは、すぐ新しい環境に慣れました。
2週間もすると、素敵な個性も花開き始めます。
独りっきりでキャットタワーに登るほど冒険好きなだけではなく、とっても甘えん坊なようで…
アルロはドアを閉められるのが嫌で、ママの後ろを家中ついて歩くんです。
何をしているのか、いつでも知りたがってるみたい。
まだ小さいのに、階段だって上り下りできるんですよ。
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冒険好きな子猫
優しい人たちのおかげで、厳しい野良猫生活から抜け出すことができたアルロ。
もう飢えも寂しさも、感じることはありません。
これからもずっと愛にあふれた生活が送れるよう、心から祈っています。
(参照:LoveMeow)