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感動!8歳の一目惚れから88年後。奇跡のような最期を迎えた夫婦

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誰にでもいつかは必ず訪れる死。その最期の瞬間を、この世で一番好きな人と同時に迎えることができたら、どんなに幸せなことでしょうか?

[ada]

先日、アメリカ・カリフォルニア州のサンディエゴで、そんな奇跡を起こしたある夫婦を紹介します。

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ジャネット・トチコさん(享年96歳)と、夫であるアレクサンダーさん(享年95歳)夫婦は、75回目の結婚記念をお祝いした日に、お互いの腕の中で眠るように亡くなったというのです。

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2人の出会いは、なんと8歳のとき。一目惚れだったそうです。そして、13年後の1940年に結婚して以来、パートナーとして人生を共に歩んできました。

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5人の子供にも恵まれ。やがて穏やかな老後を迎えた2人。

アレクサンダーさんはゴルフが大好きでしたが、1ヶ月前に大腿骨を骨折し、寝たきりになってしまいます。日に日に悪化していくアレクサンダーさんの体調。それを見た子どもたちは、もう先は長くないかもしれない…そう感じるようになってきたといいます。

 
以前から2人は子どもたちに「死ぬときはお互いの腕の中で死にたい」と、いつも呟いていました。その意向を汲んでアレクサンダーさんは病院ではなく自宅で、ジャネットさんのベッドの横にベッドを並べて過ごしていました。

 
結婚記念日である6月29日の12日前、子どもたちとその家族が、花や風船を持って集まり、一足早い結婚記念日を祝いました。

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記念日のお祝いをした後、2人の時間を楽しめるように部屋を離れたという子どもたち。

 
そして戻ってきたときには、アレクサンダーさんはジャネットさんの腕の中で幸せそうに亡くなっていたそうです。

娘さんが、アレクサンダーさんが旅立ったことを伝えると、ジャネットさんは彼をぎゅっと抱きしめ、こう告げました。

「ねえあなた、ずっと望んでいたことが叶ったわね。あなたは私の腕の中で亡くなったの。あなたを愛してる。愛してるわ。すぐに行くから待っていてね。」

その24時間後、ジャネットさんも後を追うようにこの世を去ったのです。

▼夫婦の奇跡的な最期はニュースでも取り上げられました。

 
幼い頃の一目惚れから結婚まで至るだけでも奇跡のようなことなのに、最期まで一緒だった2人。これを運命と呼ばずして何と呼べばいいのでしょうか。

子どもたちに結婚75年を祝ってもらい、そのまま2人で天国へ。憧れてしまうほど素敵な最期だと感じました。

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