Sun_fine (@SunSun_fine)さんが、とっても素敵な豆知識を写真付きでツイートしてくれました!
それは…
天気がいい日は,緑が輝いているように見えますね。「輝く新緑」なんて言ったりもします。でもこれは例えではなくて,葉っぱは本当に輝いて(日光を反射しているだけではなく,自ら光を放って)いるんです。…てなわけで実験してみます。→ pic.twitter.com/V6Gh4rON1T
— Sun_fine (@SunSun_fine) 2016年8月19日
木の葉は、自ら光を放っている!?
にわかには信じがたい話ですが、Sun_fineさんは、その科学的事実を実験をもって証明してくれました。
公園に行って,この間の台風で散った桜の葉っぱを拾ってきました。これをきれいに洗って小さく切ります。(息子12歳の手も写ってますw)→ pic.twitter.com/9pMkZ2vf1L
— Sun_fine (@SunSun_fine) 2016年8月19日
小さく切った桜の葉を,消毒用アルコールに浸してしばらく置くと,アルコールにクロロフィル(葉緑素)が抽出されます。→ pic.twitter.com/wY7LN0NHve
— Sun_fine (@SunSun_fine) 2016年8月19日
こうして出来上がった,緑色のクロロフィル溶液は桜餅みたいな匂いがします (^?^) この溶液に,紫外線ランプを使って,上から紫外線照射してみます。すると… → pic.twitter.com/a4BruYL5WZ
— Sun_fine (@SunSun_fine) 2016年8月19日
上の方がオレンジ色になっていますね。これは紫外線で励起状態となったクロロフィルが,基底状態に戻る時に,オレンジ色の蛍光を放っているのです。よく晴れた日(紫外線が強い日)の眩いような森の色は,反射光だけでなく蛍光が乗っているんです。→ pic.twitter.com/CLthW9Bvyu
— Sun_fine (@SunSun_fine) 2016年8月19日
すごい!(; ・`д・´) ほんとに液体の上部が発光しています!
[ada]
ちなみにクロロフィルは,ポルフィリン誘導体にマグネシウムが入った錯体です。クロロフィルの光による励起は,光合成の重要な過程ですが,この辺りはややこしいのでパス。 pic.twitter.com/do56fNWqo3
— Sun_fine (@SunSun_fine) 2016年8月19日
葉っぱの緑色をなすクロロフィルには、光合成の過程において光を放出する働きがあるとのこと。
美しい緑を「輝く」と表現するのは、実に的を得た言い回しだったのですね。
身近な自然のトリビアに、驚かされました!