ハコフグの帽子をかぶり、「ギョギョッ!」という口癖で子どもたちから大人気のさかなクン。テレビで見せるコミカルなイメージの一方、東京海洋大名誉博士・客員准教授も務めるなど、魚に関するアカデミックな研究にも日々貢献しています。
そんなさかなクンのお母さんとは、一体どのような方だったのでしょうか。朝日新聞DIGITALが行った彼へのインタビューの中で、母親の子育て方針が明かされました。
さかなクンが、初めて海の生き物に興味を持ったのが、同級生の描いたタコの絵。こんな姿をしているとは…と驚いたさかなクンに母は、なんとタコを丸ごと買ってあげたそうです。
その後、夕食に毎日タコが食べたいとねだるさかなクンに、1ヶ月の間、味を変えながらタコ料理を作ったのだとか!
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魚と魚の絵に夢中になっていくさかなクンでしたが、一方で学校の成績は良いとは言えない状態だったそうです。
小学校では、授業中も休み時間も魚の絵を描いていた。授業についていけず、家庭訪問で担任に言われた。「絵は素晴らしいけれど、勉強もするようにしてください」。
母は「あの子は魚と絵が好きだからそれでいいんです」。将来本人が困ると言われても、「成績が優秀な子もそうでない子もいていい。みんな一緒ならロボットになっちゃいます」。
「絵の先生に習っては」との提案には「先生のクセがついてしまいます。好きなように描いてほしいのです」と答えた。母の口癖は「命がとられるわけじゃないんだから」。失敗しても大丈夫だと安心できた。
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その他のエピソードも紹介されていますので、ぜひ全文を読んでみてください。
息子を信頼し、「いいところを思いっきり伸ばす」と決めたお母さん。
多方面で大活躍中のさかなクンですが、そのルーツには、なんとも大らかで愛情にあふれた子育て方針があったようです!
- Twitterの反応
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さかなクンの母がすごい https://t.co/BZjuxIGjje 「あの子は魚と絵が好きだからそれでいいんです」「みんな一緒ならロボットになっちゃいます」「命がとられるわけじゃないんだから」タコ料理一ヶ月や水族館閉館までなど徹底的に我が子の個性を認めた母。
— Nu Hidati Nu Aga (@NuHidatiNuAga) 2016年7月4日
さかなクンさんのお母さんも凄い。理想はこうでも、なかなかやれないよここまでは…:絵のために、タコ料理1カ月作ってくれた母 さかなクン:朝日新聞デジタル https://t.co/eMALmF9dWN
— 八谷和彦 (@hachiya) 2016年7月2日
特異な才能を否定せず伸ばそうとしたお母さん、素晴らしい!子育てをされてる方の参考になるのではないでしょうか→タコ、母と感動できたから さかなクンのお魚ライフ:朝日新聞デジタル https://t.co/Eiz8rxWHMR
— トロコ (@rtoroko) 2016年7月1日
“初めから決めつけず、子どもが興味があることをよく聞きながら、自分流にやっていけばいいのだと思います。” 生存バイアスを考えれば,それは唯一の方法ではないけど方法のひとつではあるのだろう。 https://t.co/pOtnRTcZHu #education #family
— ゆうくぼ (@yu_kubo) 2016年7月1日
さかなクンの話は以前から本当に素晴らしいと思っている。彼のお母さんがまた素晴らしい!
タコ、母と感動できたから さかなクンのお魚ライフ:朝日新聞デジタル https://t.co/1vhAHIhWw0
— Wada Hiroshi (@Owlwise_Hiroshi) 2016年7月1日
我が子を、よその子どもと相対的にでなく、絶対的な評価をするのって、きっと本当に難しいんだろうな。https://t.co/haZ9roPOTY
— aw (@wataseakira) 2016年7月5日
絵のために、タコ料理1カ月作ってくれた母 さかなクン:朝日新聞デジタル https://t.co/IzFQwKmfKV自分が興味を持った事に とことん理解してくれる人がいるか、いないか、この違いは 凄〜く大きい?私も子どもたちの 興味を 一緒に楽しんでいきたい!!
— あかねこ (@AAkaneco) 2016年7月4日