スターバックスでコーヒーや軽食とともに過ごす時間は、とてもリラックスできるひと時。
日本のスターバックスでは、オーダーしたドリンクのカップに、店員さんがその場でメッセージを書いてくれるという光景も見られます。メッセージはエールや挨拶などほっこりする内容のものが多いようですが・・・
アメリカ・フロリダ州のスターバックスにて、ある男性のドリンクのカップに書かれたメッセージがとても衝撃的だった、という出来事がありました。
そのメッセージがコチラ。
「糖尿病の私が通りますよ〜」
男性がオーダーしたのは、ホワイトモカのグランデサイズ。とても美味しいドリンクですが461kcalあり、そのことを皮肉った店員さんが、ジョークとしてしたためたようなのです。
しかし、実は男性の姉妹は糖尿病で治療中。”糖尿病”という文字に姉妹の顔がすぐに浮かんできてしまった男性は複雑な気分になってしまいました。
「姉妹が糖尿病で大変な思いをしているので、私にとってはとても笑えません」
カップにそう書き残し、男性はドリンクを飲まずに、そのまま返却!
気分を害されたので店側に謝ってほしい、ということではなく、大好きなスターバックスで不快な気持ちになりたくない、という思いからの行動でした。
その後、男性のメッセージに気付いたスターバックス側は、広報を通じて男性に謝罪したそうです。
ちょっとした心遣いのメッセージは、ふとしたときに心が温かくなり、本当に嬉しいものですが、ジョークであったとしてもこのような文言は不快になってしまいます。
親しき仲にも礼儀ありといいますが、店員と客という間柄に置いてはなおさら。店員の立場であっても、客の立場で店員と接するときも同様に、守るべき礼儀を忘れないようにしたいものです。