わこにょ(@watama_aratama)さんが投稿した、看護師さんとのエピソードに注目が集まっています。
独り身の親戚が発癌を告げられ現在通院治療中。時折付き添っている。その化学療法室で今日の担当の女性看護師さん。助詞の少ない独特のイントネーションに「陳」という名札。冷やかしのようだと思われないかと迷ったが、声をかけてみた。
「 你来自中国吗?」
小柄の背丈で見上げられた顔は
→— わこにょ (@watama_aratama) March 27, 2024
びっくりしていて、たちまち涙が。
「怀念、我想念…(寂しく懐かしい)」
聞けば日本の看護学校に学び、奨学金免除のための5年勤務の途中だという。留学中に両親は亡くなり兄弟もなく帰る実家はもうない。日本語はかなり話せて不自由はないが、仕事中に母国語が出ると嫌がる患者がいるので
→— わこにょ (@watama_aratama) March 27, 2024
最近は外で中国語を話していないという。そんな理不尽なと見も知らぬ患者に腹立たしくなった話の後
「 小姐、我的中文能听懂吗? (私の言葉は通じていますか)」
「也许太客气了 (丁寧過ぎるかも)」
と面白そうに頷いてくれた。
親戚に治療の針を挿しながら
「 没事的,别担心。 我们会一起努力的」
→— わこにょ (@watama_aratama) March 27, 2024
ああ、励ますときの言葉は世界中で変わらないのだなと沁み沁み。
大丈夫です、心配しないで。一緒に頑張りましょう彼女にも同じ台詞を伝えたいと強く思った一日だった
— わこにょ (@watama_aratama) March 27, 2024
そんなことが(*’ω’*)
縮まる距離
思いがけない場面で母国語に触れ、こみ上げてくるものがあったのでしょう。
卵巣に異常があり大きな病院で息子を産んだのですが、術後見てくださった看護師さんが中国人の名前で日本語のイントネーションが少しだけ不自然でした。
とても丁寧でキビキビしていて優しい方でした。彼女もそういう苦労をしていたのかもなあ。— Tsuru@へたれ中年連合COC (@tako_mama) March 28, 2024
異国の地で看護師として働く陳さんの苦労を思うと、頭が下がりますね。
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みんなの反応
●娘の同級生に中国人ママがいたけど語学力がゴミなので中国語で話しかけずに終わった。「喜ばれる」という発想はなかった
●サンノゼの路線バスに乗って文庫本を読んでいたら日系人と思われるおばあさんに肩を叩かれて自分かわ手に持ってる文庫本を見せてにっこり微笑んでくれたのを思い出した
●異郷の地で頑張る陳さんに幸多からんことを願う
グッとくるお話に、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました。