「ある生徒さんが”毎回の黒板を写真にとらせていただけませんか”と先生方に要望した」
そんな書き出しから、阿部利彦 (@zubattored)さんは以下のようなツイートを投稿しました。
ある生徒さんが「毎回の黒板を写真にとらせていただけませんか」と先生方に要望した。学校側は保護者とも検討。多くの先生は事前に板書計画を立てるのでその画像か、授業後先生が撮影した写真をプリントアウトして持ち帰ることが出来るようにした、と。先日お邪魔した中学校の取り組み。これも嬉しい。
— 阿部利彦 (@zubattored) November 17, 2021
「こういう風にやってくれる中学校(通常の学級で)はなかなかないんです」と言ったら校長先生が「本人(その生徒さん)が勉強したくて要望してるわけですから、良いことですよ」と。うれしくて「なるほど!」と大きな声が出てしまった。
— 阿部利彦 (@zubattored) November 17, 2021
校長先生が「その生徒は黒板を見てから、手元の、ノートの書いている場所に視線を向ける上下の目の動きも辛いし、それに横においたものを書き写す左右の目の動きもスムーズに出来ないそうなんですね」と説明してくれた。
— 阿部利彦 (@zubattored) November 17, 2021
もちろんこの中学校にも頑として「黒板の画像を提供しない」という先生もいるのは事実。「授業中に鉛筆で書くことこそが勉強」と考える先生。とにかく校内支援はできるところ、できる先生から。
— 阿部利彦 (@zubattored) November 17, 2021
素晴らしい(*´ω`*)
生徒の意思を尊重する
なんと理解のある先生なのでしょうか。
素晴らしいですね。この先生のような理解が拡がれば助かる子はどれ程いるでしょう。
WMと処理速度に大きな困難を抱える息子は現在不登校。ノートが取れず授業にもついていけなくなりました。
明日の時間割を写真に撮るのは許さましたが、板書は断られました。
もう一度掛け合ってみようと思います。— さやか (@bellocaribe) November 17, 2021
この中学校のように、生徒の学びたいという意欲を汲み取った柔軟な対応が増えていってほしいですね。
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みんなの反応
●ノートテイクするまでの段階が複雑な動作なんだよ。ってことに理解のある先生で良かったよな…
●本当に大切なことをわかっている学校や先生も少しずつ増えてきていると思う。まだこうしたケースは少数派なのかなぁ…
●子どもや親が要望せずとも、そもそもの選択肢としてこれが出来る環境ができて欲しいなぁ
●書いた先生自身も写真撮って見直しておくといろいろ気づきもあるから悪いことではないと思うけどな
素敵なお話に、他のユーザーからも大きな反響が寄せられていました。