「自分のかけた呪いにかかっている」
そんな書き出しから、アーニー (@S0622Z)さんは以下のようなエピソードを投稿しました。
自分のかけた呪いにかかっている。
20代前半、職場の先輩が時短勤務だった。残務の後処理をしながらよく後輩と愚痴ってた。
早く帰れていいよね。自分で決めて産んだんだよね。私達の子供でもない。尻ぬぐいなんて理不尽だよ。それから10年以上経ち、育休明けの私が配属になった部署に先輩がいた。
— アーニー (@S0622Z) September 29, 2021
先輩は「また一緒に働けてうれしいよ」とメッセージをくれた。
子供が育ってフルタイムに戻った先輩はバリバリ働いている。先輩はあのころの私の愚痴を知らないかもしれない。
でも、時短勤務の私にはあのころの私の愚痴が聞こえる。この呪いは消えないんだろうな…
— アーニー (@S0622Z) September 29, 2021
後悔の念がヒシヒシと伝わってきます。
両方の立場を経験して得た気づき
今回の件について、リプライ欄には様々なコメントが寄せられています。
外から失礼します。同じような経験をしました。直属の先輩が妊娠して切迫流産で緊急入院した時、私は素直に心配が出来ませんでした。仕事関係の人で、妊娠なんて病気じゃないじゃん!て言う人もいました。今、育児と両立してて、後輩には絶対的な味方になろうって決めてます。
— ごったま (@Qy22brwRnmLSqCp) September 30, 2021
出産前の気持ちも今の気持ちもよくわかります。残務フォローさせられた側はそれでいいんですよ😊その時の上司が子持ち社員の立場をきちんと部下に説明できていなかったのです。きっと子育て終わった先輩さんは今、後輩にきちんと指導してるはずですし、少しずつよい循環になってるはずです😌
— おねこはん (@onekohan83) September 30, 2021
想像力を働かせて他人を思いやるというのは、容易なことではありません。
今回の気づきを次に活かせるといいですね。
関連:職場に退職願を出したら、「明日から来なくていい」と言われ…
みんなの反応
●こういうことってあるよね。年齢が上がって初めてわかること。だから呪いだなんて思わなくていい。そのかわり、自分が若い時にしてもらってたらもっと快く受け入れられただろうなって事(コミュニケーションとか、1人だけに対応させないとか)を会社に働きかける努力はして欲しいかも
●これは「呪い」ではなく、「アップデートのチャンス」でいいんじゃないのかな。誰でも自分が置かれた立場のことしかわからないんだし、なんなら語り継いでいけば良いと思う
●反省して、行動にいかせればそれでいいよ。人の痛みを知って成長したってこと。過去には戻れない。でも、過去があるから今がある
●気づけて良かったです。今後、何も知らなかった頃のアーニーさんのような人が現れた時は教えてあげればきっと呪いは弱まりますよ!子育てしながらのお仕事お疲れ様です
考えさせられるお話に、他のユーザーからも大きな反響が寄せられていました。