🌙不注意おとこ@𝑨𝑫𝑯𝑫┃暗黙のルール言語化note公開予定(@autis33)さんが投稿した、上司とのエピソードに注目が集まっています。
俺が社会人1年目の時、カラオケで酔った上司からフライドポテトを1つ投げられた。俺は全く気にせず、逆に笑ってたのだけど帰り道、その場にいた先輩方から「あれあり得なくね?大丈夫?てかやばすぎだろ」と俺の数百倍キレてたことがある。それを聞いて、俺は内心「先輩、器が狭いなー」と思ってた。
— 🌙不注意おとこ@𝑨𝑫𝑯𝑫┃暗黙のルール言語化note公開予定 (@autis33) May 6, 2023
5年経った今、この問題はかなり深刻だったことが最近わかってきた。俺が中学生の時には本棚の分厚い本が飛び交っていた家庭だった。だから「フライドポテト一個」はネタとしか思えなく、逆に面白さまで感じた。
この「普通怒るべき正当な怒り」が麻痺する感覚こそ、虐待育ちの負の遺産だと思う— 🌙不注意おとこ@𝑨𝑫𝑯𝑫┃暗黙のルール言語化note公開予定 (@autis33) May 6, 2023
なんと……。
根深い問題
笑って流したのには、そのような背景があったのですね。
「フライドポテト1つなんてたいしたことないじゃん!」と俺は言ってたけれど、他人から「モノがどうの、の話ではないよ」と言われて全く理解できなかった。けど今ならわかる。そもそも、モノがどうであれ「受けた扱い」自体に問題があることに。
— 🌙不注意おとこ@𝑨𝑫𝑯𝑫┃暗黙のルール言語化note公開予定 (@autis33) May 6, 2023
「痛くなければ大丈夫」とか「自分がつらいと思わなければ大丈夫」が口癖だったけれど、この思考は異常なんだと思う。正当な怒りを表出せずに我慢することが強さだと思わないと生きていけなかったのかもしれない。
「我慢することが偉い」みたいな風潮もあるし、それが「男らしさ」とまで認識してた。— 🌙不注意おとこ@𝑨𝑫𝑯𝑫┃暗黙のルール言語化note公開予定 (@autis33) May 6, 2023
酷い扱いを受けたときに「笑って対処せざる負えないから笑う」人と「この人の言ってることはアホだから笑ってしまう」人がいると思う。前者は恐怖に怯えてるけど、後者は余裕な表情。俺は前者で「この違いは何なんだろう?」と思ってた。どうやら俺が家庭で対処してた親に対する対応と一致してるみたい
— 🌙不注意おとこ@𝑨𝑫𝑯𝑫┃暗黙のルール言語化note公開予定 (@autis33) May 6, 2023
自分の信念や思考は、学習性であって経験によって強化されることがある。という知識が最近役立っていて、自分の性格と思っていていた考え方は、時間が掛かるけど認知変容が可能だとわかってきた。ここらへんは、トラウマケアや認知行動療法が役立っている
— 🌙不注意おとこ@𝑨𝑫𝑯𝑫┃暗黙のルール言語化note公開予定 (@autis33) May 6, 2023
不当な扱いを受けていたという事実にご自身で気づけよかったです。
関連:「上司から無能だと言われ別会社に飛ばされ…」続きに絶句した
みんなの反応
●私も家庭環境良くなかったので分かります。親からの仕打ちが普通になってるから外で尊厳傷つけられても気づかなかったり、それに便乗する奴が出てくる
●我が家では母と姉が私をあらゆる点でdisって笑い者にし、私が不愉快になると面白がる家庭でした。父は庇ってはくれなかった。「家族だからいいじゃない」と言われてた。本当に嫌だったので、今は姉とは絶縁している。母は高齢なのでやむなく年1回だけ会っている。どこの家庭もそんなもんだと思ってた
●幼少期。家族旅行で私が道中トイレに行きたくなり用を足して外に出ると毎回車がいなくなっていた。うちの家族は不安になって家族を探し回る私を端から見て笑うのが好きだった。幼少期の笑い話として夫に話したら、夫は真剣に怒った。娘たちにはやるなよと言った。大したことじゃないと思っていた
考えさせられるお話に、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました。