「医療費が高いアメリカですが…」
そんな書き出しから、しまき🇺🇸(@readeigo)さんは以下のようなツイートを投稿しました。
医療費が高いアメリカですが、出産後は2泊程度で退院。お母さんが『まだ立ち上がるのもやっと』状態で帰すという、日本に比べるとスパルタに見えるシステムです。アメリカでは里帰り習慣もないので母は立てず、父しか動けない。このスパルタシステムがアメリカで夫の育児参加を後押ししてると思う。
— しまき🇺🇸 (@readeigo) March 10, 2023
なるほど…!(゚Д゚)
メリットデメリット
しまきさんはさらにこう続けます。
里帰り習慣がないので、陣痛が始まったら父親が一緒にやってくるのが一般的。そして両親&赤ちゃんで同じ部屋で過ごすんだけど、お母さんはまだ立てないので、看護師さん達もオムツ替えその他の雑用は父親に指導して父親がメインでやる。赤ちゃんが生まれた瞬間から両親二人【だけ】がメインでやる感じ
— しまき🇺🇸 (@readeigo) March 10, 2023
ベビーシッターを雇ったり、身内を手伝いに呼んだりしてるけど、赤ちゃんの父母が過ごしている自宅で過ごすので、ほとんどの人達は長居もできないし、やっぱり両親がメインでやるって感じになる。アメリカはあのスパルタを経験している男性が多いので育休取るなんて「当たり前じゃん」と思うのかもと。
— しまき🇺🇸 (@readeigo) March 10, 2023
男性も、生まれてホヤホヤの一番感動する時、お母さんは立てない状態で赤ちゃんと三人部屋で、一時的でも【自分しか立てる人がいない】のが現実なので、母乳以外の雑事は自分がメインでやるしかない状態に。この有無を言わせずさせるシステムを見ると【最初が肝心】と昔の人は良く言ったものと思う。
— しまき🇺🇸 (@readeigo) March 10, 2023
あの、当たり前ですけど、日本よりこっちの方がいいと言うつもりは全くありません。本当に色々と厳しいんで😂
私みたいな一般人の観点からは、アメリカに来て、色々な事で日本とアメリカの真ん中くらいがいいな…って思うことがほとんどです😂
— しまき🇺🇸 (@readeigo) March 10, 2023
欧米人とアジア人では体質の違いもあるため、回復の早さなどは比較できませんが…
”父親が”やらざるを得ない環境に身を置くことで、早い段階で育児への当事者意識が生まれるのかもしれませんね。
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みんなの反応
●夫が生まれてすぐ子どもの世話をしてオキトシトシンというホルモンが出る経験をすると子どもがより好きになるらしいので、アメリカのシステムよくできてるなぁと感心する。アメリカ、基本スパルタだよね。落ちこぼれてしまう人も多いけど生き残った人たちは強くなるのが凄いわかる
●これを見て「里帰りやめた方が夫が頑張るかも」と思う人がいたら困るので…英国も似たような状況だけど、シングルマザーの出産も多いし、産後鬱になる人が多いのも問題視されてる。里帰り出産は産後の回復を助けるとても良いシステムだし、夫の協力体制と里帰り出産は分けて考えた方が賢明だと思う
●これは合っています。保険で経膣分娩なら、一泊が多いのでは。また米国は絶対核家族で、里帰りしないのもその通り。日本の方が圧倒的に母性保護が強い
考えさせられるお話に、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました。