「こんな奇跡があるのだろうか?」
そんな書き出しから、小説家の原田マハ (@haradamaha)さんは以下のようなツイートを投稿しました。
こんな奇跡があるのだろうか?
10日前にアムステルダムで始まった #フェルメール展 。現存するわずか35点中28点が展示。多分人生でただ一度きりの規模。観たい。観たい観たいみたい!しかし会期中のチケットは完売。どんなに画策してもムリだと判明。
が、とにかく行こう。ダメ元で美術館に直談判だ!— 原田マハ (@haradamaha) February 21, 2023
ということで、#アムステルダム にやってきた。
美術館の隣りの定宿にチェックイン。「何かリクエストはございますか?」と親切なコンシェルジュ。「私は作家です。アートを題材に小説を書いているんですが、なんとか #フェルメール展 を観られないかと…」
すると、彼女がこう言った。— 原田マハ (@haradamaha) February 21, 2023
「フェルメールの小説の取材ですか?」
「はい(多分)」
彼女、ニコッと笑って、
「私、今日仕事の後に誰か友人を誘って行こうと思ってました。チケット2枚あります。私と一緒に行きませんか?」そうして私は会ってきた。
私の親友、フェルメールに。
新しい私のオランダの友と一緒に。#原田マハ pic.twitter.com/Xfb5W17fNV— 原田マハ (@haradamaha) February 21, 2023
すごすぎる…。
事実は小説よりも奇なり
まるで物語のような展開に心が躍ります。
そんなことあります?すごい。運命は選択だと気付かされる。 https://t.co/LEztwNc2DA
— simazeal (@simazeal) February 22, 2023
アムステルダムを訪れた原田さんの行動力、素敵なコンシェルジュとの出逢い、2人の間で交わされたやり取り…。
それらが全て揃わなければ起こらなかった素晴らしい奇跡ですね(*^_^*)
関連:駅の階段で大きくよろけた小学生。その場にいる全員が息を呑んだ瞬間…!
みんなの反応
●もうこれで1本お話始まるやつ!
●動いてみるものですね。聞いてみるものですね
●見たいと、まっすぐな思いのままオランダに行った行動力に、周りの応援がついてきた!引き寄せた奇跡ですね
●いつかフェルメールの小説を書かれたら、読む時にこのエピソードを思い出します
まさかのお話に、他のユーザーからも大きな反響が寄せられていました。