ヤギの人 (@yusai00)さんが紹介した、NHKラジオ『子ども科学電話相談』での一コマに注目が集まっています。
「人は理性があるのに、どうして見た目で判断したり肌の色で差別するのですか」
「この理性があるから、差別や戦争はいけませんって世界人権宣言にも書いてあるんですね。でも争いや差別はなくならない。人には時に理性を超える攻撃性があると考えられているんです」
#子ども科学電話相談— ヤギの人 (@yusai00) December 31, 2022
「生物は進化するほどに攻撃性を高めていくという説があります。集団で暮らすと、自分の集団と別の集団、自分と他人の違いが気になるわけ。自分や所属する集団を守りたいという気持ちが働いて、味方と敵という区分けしてそこの違いを強調して攻撃してしまうのね」
#子ども科学電話相談— ヤギの人 (@yusai00) December 31, 2022
「攻撃性があるとしても、それでいいんだということではありません。またそれを全部なくすのも難しいみたいです。文化にはこの攻撃性に根ざしたものが少なくないんです。そこは見ておく必要があります。」
#子ども科学電話相談— ヤギの人 (@yusai00) December 31, 2022
「悪意からの攻撃がいけないのは分かりますね。でも無意識の差別もあります。正しいと思ってやってる、差別じゃなくて区別なんだって。でもそんなに分けるほどの違いかどうかは考えてみなきゃいけない。区別と言って心痛めることなく差別することがあると覚えておいてほしいの」
#子ども科学電話相談— ヤギの人 (@yusai00) December 31, 2022
「じゃあどうしたらいいのか、それが理性です。差別の最大の敵は、考えるのをやめることなんです。当たり前、子どもなんだからと線を引いちゃうと、そこから差別されてる人への想像力が働かなくなっちゃうの。考えても答えは簡単に見つからないけど、考え続けることなんです」
#子ども科学電話相談— ヤギの人 (@yusai00) December 31, 2022
なるほど…。
ハッとする回答
一般的であったり普遍的な考えに思えるものに対しても、本当に正しいかどうかを追求するのが大切だということでしょうか。
理性が働くからこそ、無能な人間をジェノサイドしてもかまわないという考え方もありますからね。
逆にこいつは助けたいとかのエゴイズムの感情が人を助ける場合あるし https://t.co/SdLdkvy1Fm
— Cockroachringerさん (@hypenanrijirimi) December 31, 2022
広い視野で物事を見ながら、ひとつひとつの選択に自問自答し続けていきたいですね。
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みんなの反応
●めちゃくちゃわかる話…
●さらに言えば、理性をまるっと信頼すると危ないとゆー話もあり…
●自分と違うものを排除しようとしたり、自分のほうが優れていると思いたくなるんだよな
●大人の私達こそ聞かねばいけない番組かもしれない
興味深い呟きに、他のユーザーからも大きな反響が寄せられていました。